1.試験について
韓国の大学は日本の大学と同じく、中間試験、期末試験があります。中にはテストをしない代わりにレポートやPPTを提出する授業もあります。京畿大学では基本的に中間試験30%、期末試験30%、出席30%、レポート・授業態度10%の割合で成績がつけられます。試験10日前頃になると4階建ての大学の図書館も満席で、大学周辺のカフェも学生でいっぱいでした。また、友達にも一緒に勉強しようなどと声をかけられ、勉強への熱意を感じました。正直私は日本にいる時、試験期間になっても前日に少し勉強する程度でした。しかし韓国に来てからはコツコツ勉強する人が周りに多いため前もって勉強する習慣がつきました。そして試験に向けてたくさん勉強するため、試験最終日にはみんなでお酒を飲んだりして勉強からの解放を感じている学生を多く見ました。一学期では全ての授業で定期試験がありました。その中の一つに『家族福祉論』という授業を履修していました。この授業はPPTで進行され、PPTに出てきた単語は全て頭に入れたつもりで試験に挑みましたが問題用紙に知らない単語が出てきてしまい外国人としての不利を感じました。また問題用紙には当たり前ですが韓国語しか書かれていないため、試験というだけでも緊張しているのに日本語がないという焦りも感じ、頭が真っ白になりそうでした。
2.韓国の物価について
私の住んでいる水原市は首都ではありませんがソウルと同じくらいの物価で、東京都と同じくらい物価高です。本当に食べ物全てが高いです。物価高と円安まで重なるため食費にお金がものすごくかかっています。特にマートに行くとその物価高の深刻さを感じます。サラダチキン100gで4000ウォン(436円 10/1現在)、日本でよく売られている納豆の二つ入りが3500ウォン(381円)ヨーグルト400gが3480ウォン(379円)、バナナ1房5980ウォン(652円)、お惣菜コーナーにあるちょっとしたおかずは200gから300gしか入っていなくても最低4000ウォンはします。マートで買い物をするたび、3つほどしか買っていないのに20000ウォン(2180円)もしてしまったということが頻繁にあります。そのため大容量で入っている冷凍物を買ったり、割引を狙って夕方に行ったり、賞味期限が近いものを買ったり、市場に行ったりして節約をしています。また、寮の食堂も元々は5000ウォン(545円)でしたが秋学期から5500ウォン(599円)に値上がってしまいました。大学の近くの飲食店も10000ウォン(1090円)を切る店はかなり少ないです。個人的に、韓国は物価さえ低くなればかなり住みやすいのでなないかと思いました。