Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

淡江大学
2024年9月号 国際学部 Y.I 

 

⑨この留学を振り返って

 

 台湾に留学に来て半年が経ちましたが、振り返ってみるととても短くて早かった半年でした。留学に来る前は十分すぎると思っていた時間もあと半分しかないと考えると少し寂しいです。

この半年間を振り返って、留学に来る前の自分と比べて、語学面で成長を感じた部分や学べたことはたくさんあり、良い留学生活を送れたのではないかと思います。現地学生や他の留学生との交流にも積極的に参加し、たくさんの友達ができました。休日はカフェに行ったり、時には言語交換で日本語と中国語を教えあったりしました。留学生対象のスピーチコンテストにも参加し、自分の大切な経験となりました。

また、留学に来て学んだことの一つとして、言語習得においての留学の大切さです。教科書で勉強するフレーズや単語は現地の方の使い方とは少し違います。教科書では学べない語尾の語気やスラングなどがたくさんあり、面白いなと思いました。言語上達のためにはその国の人たちとの交流と、実際に言語も用いて話すことが最も重要なのだと学びました。この半年は自分の思い描いていた充実した留学生活を過ごすことができたと思います。

しかしその成果の反面、自分の心の中で、もう少し頑張れたのではないか。と少し思い残す部分もあります。留学に来る前は、中国語をメインに勉強しながら英語の能力も少し伸ばしたいと思っていましたが、実際には中国語の勉強に必死であまり勉強できませんでした。

後半の半年は前学期できなかったこと、少し思い残していることを頑張って行きたいと思います。

 

      

 

 

 

⑩後半学期の大学生活について

 

9月に入って後半学期がスタートしました。前期と同様、履修登録が始まり、サークルの紹介ブースが設置されるなどして、大学にはたくさんの学生で賑わっています。

履修登録は前期の方法と同じで、夏休みの終盤ごろに履修登録日程表の連絡が大学から届きます。前期は登録システムの使用方法が分かりませんでしたが、2回目になるとスムーズにできました。

台湾の大学は日本の大学とは異なり、9月が前学期で2月が後半学期です。日本以外の多くの国が9月学期開始のため、2月の時と比べて新しく来た留学生がとても多いです。日本人留学生もいますが、前学期よりは少なかったです。

台湾では6ヶ月以上滞在している外国人は台湾国民保険に加入する義務があるそうで、夏休みなどに途中帰国した期間を含めない6カ月目から加入しなければなりません。私は計算すると10月から加入する義務があります。まだ手続きをしていないので詳しい流れは分かりませんが、居留ビザの手続きをしたところで申し込みをしなければなりません。友達によると、申し込み後、書類が郵送で届くそうです。この保険に加入後は台湾国民と同様、病院に行った際に保険が適用されます。

後半学期が始まり、保険などの新しい手続きや履修登録などがあり、何か手続きし忘れていないかと心配になります。特に台湾国民保険などの情報は通知が来るわけではないので自分で調べないといけません。実際にその日が来ると忘れてしまっていたり、焦ってしまうことが多いので、留学前に留学先の国の保険などについては事前に調べて、把握しておくことがおすすめです。