余暇の過ごし方

授業がある期間と夏休みとではかなり過ごし方が違ったので、どちらも書こうと思います。来てから前期の授業が終わるまでは、毎日何かをしていました。課題に追われたり、イベントに参加して友達と遊んだり、様々ありました。週末時間があったら行きたいところに旅行をして、疲れているときは部屋でゆっくり過ごすという生活でした。5月中旬にすべての授業が終わり、寮に人が減ってからはかなり暇でした。せっかくスロバキアにいるのにと思いながら、その生活に焦ることもありましたが、今振り返ってみると楽しいことを自分なりにたくさんしていたと思います。後半からは就活を始めたり、新しい趣味を作ったりなどして充実させるようにしていました。夏休み期間はどこに行くにもフライトが高かったですが、安く行ける方法を吟味しながらたくさん旅行に行きました。デンマーク、ハンガリー、トルコ、イタリア、フランス、スペインなどに行きました。後期からは前期よりも忙しい毎日を送っています。徐々に帰国を考えながらの生活になっていて、この国に早く行かなきゃ、帰国前にこの子に会わなきゃ、などたくさん予定を立てていたらほとんど毎日予定があります。それによってより日が経つのが早く感じていて、前髪が伸びるのが早いし、歯磨き粉の無くなりが早いです。生活に慣れてからのスロバキアでの時間はものすごい速さで過ぎ去っていきます。

 

印象に残っている旅行先

そこまで多くは行けていないのですが、今まで行った国の現時点でのTOP3を紹介します。完全に私個人の感覚です。

3位 トルコ

イスタンブールに2泊3日しました。一言で表すとカオスでした。楽しかったです。街中が常に騒がしいイメージです。もちろん場所によりますが、マーケットに行くと3秒に一回は客引きされますし、車のクラクションが鳴り響いていました。街の至る所に猫がたくさんいて、癒しも散りばめられています。観光地のマーケットに行くと、大体の人がこんにちはー?ニホンジン?と話しかけてきてくれ、足を止めると餌食なので、足を止めずにありがとうーと言っていました。ほとんどの人が日本人と判別できることが不思議でした。ヨーロッパではアジア人の見分けがつかない人が多かったため、親日の人が多いという印象でした。基本的な日本語を喋ることができる人も多く、流暢に喋れる現地の人からは、22時以降はアブナイカラと教わりました。ただ、全員がかなりの商売欲をもってることも私の印象で、Airbnbを利用し、キャンセルなどがあり2度予約したのですが、どちらのホストからも交通網がカオスだから30€で送迎するよときました。2人から言われたため本当にカオスなのかもしれないと思い送迎を頼みましたが、帰りはバスと電車を利用して空港に何の問題もなく、カオスを感じることもなく到着しました。空港に到着してからの送迎サービスのおじさんたちの量やレストランで99%Googleレビューを要求されることなどを踏まえて、最初の送迎はぼられたねと友達と振り返りました。至る所にあるモスクは神秘的で夜も凄く綺麗です。アジア側のイスタンブールにも行ってみたいです。

 

2位 ハンガリー

ブダペストの街の雰囲気としては綺麗という一言で表せます。チェコやスロバキアの古めかしいオレンジというイメージよりかは、古くも綺麗で高級感があるという印象です。バスで2時間半で行けるため、気軽に行きやすく、ブダペスト空港からはウィーンよりもたくさんのところに便が出ているため、ブダペストに寄りつつ他国に行くことができます。観光地はドナウ川を挟んだ周辺にほとんど集まっていて、観光がしやすかったです。特に国会議事堂が本当に綺麗で、朝夜いつみても綺麗です。そして物価が安いです。物価が安いのか、対日本円にしたときに安いのかわからないのですが、飛行機予約の際には同じ値段でもユーロより安くなるため、単位を変えられるときはフォリントにわざわざ変えて支払ったりしています。ドナウ川を挟んで左側と右側をブダ側、ペスト側と言い、どちらに泊まっても利点がありました。ブダ側はブダ城と漁夫の砦があり、川を挟んだ先にある国会議事堂をベストな環境で見ることができます。それに対しペスト側では、国会議事堂を目の前で見ることができたり、その前にはドナウの靴というモニュメントがあります。また、ブダ側よりもお店が多かったです。おいしいラーメン屋や韓国料理屋があり、スロバキアよりも洗練されたシェフがここにいるなと思いました。クリスマスマーケットも綺麗だとよく耳にするので、とても楽しみです。

1位 スペイン

バルセロナに2泊3日行きました。特に印象に残っているのがサグラダファミリアです。ステンドグラスがきれいな教会は色々な国で見ていて、贅沢ではあるのですが見るにつれ徐々に感動もなくなってきてしまっていました。そこでサグラダファミリアという全く雰囲気の違う教会を見て感動しました。まず外観から圧巻の建物で、未完成にもかかわらず少し見えた瞬間から威厳の風格を放っていました。建築方法についての説明が中に展示されてはいたのですが、昔の技術などを考えると全く想像もつかなくとても不思議でした。入場料は安くはないのですがその価値があったと思います。教会の周辺で偶然有岡大貴と中川大志に遭遇し、スペインともなるとあまりに普通にいたので、それも思い出です。また、スロバキアと比べて街の雰囲気がガラッと変わったことも印象に残っている理由の一つです。ヤシの木が植えられていて、ガウディが手掛けた建築物が所々にあり、街のイメージとしてカラフルで南国のようなイメージが残っています。さらに、カタルーニャ広場も印象に残っていて、鳩の広場と言われている通り尋常じゃない量の鳩がいました。気に入ってしまい2日連続で行きました。

これから新しく旅行する国もたくさんあります。それぞれの国から少しでも違いを毎度感じます。これからの旅も楽しみです!

他国から帰ってきてブラチスラバ城を見ながらスロバキアに帰ってきたときに感じるホーム感も凄く好きです。