《この留学を振り返って》
この留学を通して、日本と韓国両方に対する意識が変わりました。韓国に来て、韓国人だけでなく様々な国の友だちと会話をする中で、日本の暮らしでは意識が及ばない日本の魅力や独自の文化について再認識することができました。関東や九州の友だちと仲良くなるなかで、知らない日本の名産物や観光地を沢山共有することもでき、日本についての知識が深まりました。日本のおすすめの観光地を聞かれる機会が多かったため、今後日本についてもっと知ろうと思うきっかけになりました。また、タクシーの運転手さんや店員さんに日本人の人柄について称賛していただく機会が多く、自分が日本人であることを誇りに思いました。
韓国に対しては旅行の数日間では気付くことができない点を沢山発見することができました。食事のマナーや国民性など韓国ドラマそのままの点もありましたが、オンニたちと過ごす中でリアルな韓国文化を知ることができ、非常に興味深かったです。
留学中、日本のアニメや曲に関心を持っている人が多いことに日々驚かされました。日本旅行に行ったことがない方でも、アニメや曲などで勉強して、日本語を話すことができる人も多く、日本文化の影響力を目の当たりにしました。今後、日本文化をもっと深く知りたいと思う、きっかけになりました。
《留学経験をどのように活かすか》
留学前までは将来についてなんとなくしか考えていませんでしたが、この留学をきっかけに将来自分がどのようなキャリアを築きたいかが明確になりました。日本国内だけでなく、海外の人とも仕事をして、国にとらわれることなく様々な人々と関わってみたいと考えるようになりました。そのため、留学で培った語学力を衰えさせないよう、今後も引き続き語学勉強を頑張りたいと思います。また、交換留学生のバディGLAMの方々と仲良くなる中で、自分も日本に戻った際に、龍谷大学に来る交換留学生の方々と交流してみたいと思うようになりました。留学前の自分は大学での国際交流イベントなどに消極的なほうで、どこか他人事に考えていましたが、今の自分なら留学で培ったコミュニケーション能力で積極的に会話をすることができると思います。もし龍谷大学で交換留学生と会話する機会ができたら、中央大学校の学生に沢山助けてもらったように、今度は自分が手助けできたらいいなと思います。大学だけに関わらず、大阪・京都と観光地が多い通学路で通っているため、駅や道端で困っている観光客の方がいたら、自分から行動して、話しかけてみたいと考えています。