Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2024年12月号 政策学部 K.T

①余暇の過ごし方

留学中の余暇の過ごし方についてお話ししたいと思います。私の週末の過ごし方は基本的に、土曜日は市内へ遊びに行き、日曜日は勉強に集中するというスタイルが多かったです。市内では西安路という場所が私のお気に入りのスポットです。ショッピングや食事が楽しめる場所が多く、友人と訪れることもよくありました。また、有名な観光地を巡ることも楽しい時間の過ごし方でした。

特に印象に残っているのは、大連のスキー場に行ったことです。期末テストが終わり、時間に少し余裕ができた際に「大连林海滑雪场」というスキー場に行く機会がありました。このスキー場では、スキー用具のレンタル料金やリフト代がすべて込みで約5000円というリーズナブルな価格で楽しむことができました。初心者にも優しいコースがあり、スキーを初めて体験する私でも十分満喫することができました。この経験は今でも大連での特別な思い出の一つとなっています。

また、私は大学の外で生活しているため、自炊も日常の一部です。そのため、スーパーへ買い出しに行くことも余暇の一環といえます。中国のスーパーは日本とは少し異なる点も多く、ローカルな食材や珍しい商品を見つけることが楽しい発見につながります。

このように、留学中の余暇の過ごし方は勉強だけでなく、リフレッシュできる多彩な活動に満ちていました。遊びと学びのバランスを保ちながら、有意義な時間を過ごせたと思います。

②旅行について

私が留学中に訪れた中で、特に印象に残った都市は上海です。期末テストが終わり、帰国前の短い期間を利用して旅行しました。皆さんは上海に行ったことがありますか?上海は大連から飛行機で約2時間という近さにあります。私は大連で生活している間、大連は十分都会だと感じていましたが、上海に着いた瞬間、その考えが大きく変わりました。

上海は、無数の高層ビルが立ち並ぶ近代的な都市でありながら、歴史的な建築や中国文化の息吹も感じられる、非常に魅力的な都市です。例えば、有名な外灘では西洋風の建物と浦東地区の近未来的なビル群が共存しており、中国の伝統と現代の融合を目の当たりにしました。また、南京路では活気あふれる街並みを歩き、上海のエネルギッシュな雰囲気を楽しむことができました。

今回の上海旅行だけでなく、私は留学中に北京、ハルビン、アモイといった他の都市も訪れました。それぞれの都市には異なる魅力があり、中国の広さと多様性を実感しました。例えば、北京では歴史的な名所である故宮や万里の長城を訪れ、中国の悠久の歴史に触れることができました。一方、アモイでは温暖な気候と美しい海辺の風景を満喫しました。

中国の様々な都市を巡ったことで、この国の圧倒的なスケールと豊かな文化を深く知ることができました。私にとって、これらの体験は単なる観光以上のものであり、異文化理解を深める貴重な機会となりました。留学を通じて得たこの経験は、今後の私の人生において大切な財産となるでしょう。