Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2025年1月号 国際学部 Y.P

<日本から持ってきてよかった物>

8月の末から10ヶ月間の留学ということもあり、期間的に真夏とは被っていないので冬服やヒートテック類、コンパクトに収納できるウルトラライトダウン、スリッパなどの防寒具を持ってきてよかったと感じています。ユニクロはリヨンにも数店舗あるので正直現地で手に入るものではあるのですが、やはり価格が日本の2倍〜3倍と大きく異なるので日本から持っていくことをお勧めします。空調設備が備わっていない場所の多いフランスでは室内であっても寒いので特にヒートテックの靴下とスリッパが末端冷え性の私にとっては重宝しています。寮の部屋にセントラルヒーティングは付いてはいるものの私の寮全体で不具合とのことで使用できません。なので小さな電気ストーブを購入して対応しています。やはり風邪薬や鎮痛剤、酔い止め薬など現地で自分の体に合った薬を見つけるのは難しいので日本から持ってきた方がいいでしょう。日本で体調を崩すことは滅多にない私ですが気温が低く空気が乾燥していることもあり、2度ほど風邪気味になってしまいました。大学関連でいうと、大抵の授業の期末テストで留学生は紙辞書の使用が許可されているためコンパクトなサイズ感の紙の仏和・和仏辞典を持ってくることを強くお勧めします。日本の食品は大学のすぐ近くにもリヨンの街中にもアジアンスーパーは何店舗もあるので入寮して生活が落ち着くまでのはじめの期間分インスタントのものやふりかけを用意するのでいいように個人的には感じました。また他には、化粧水や洗顔料といった化粧品やボールペン等、文房具など日本で普段売られている製品はこちらでは一切見ないので、こだわりのある人はあらかじめ一定量持ってくると良いでしょう。

 

<5ヶ月が過ぎて>

ここからあと5ヶ月、いまその折り返しと思うと留学中の時間は非常に早く過ぎていきます。前半はやはり大学の履修登録から授業、テストなど全てが初めてで分からないことが多く混乱したり焦ってしまったりしましたが、年末年始にあった2週間のvacanceを終え後期が始まると、そうした手続きも2度目だと前回と比べ落ち着いて冷静に対応できこうした中にも自分で少し成長を感じます。後期はFaculté des langues の授業だけでなくFaculté des Humanités, Lettres et Sociétésの授業も選択してみました。また各授業の内容により集中したい、自分の時間を増やすようにしたいとの思いと留学中も龍大の演習は遠隔で継続して行われるため前期より授業の数を少し減らしました。年末年始は友人が企画したホームパーティに誘ってもらい一緒に料理をしたりゲームをしたりして過ごすことが多かったです。そうした友人と過ごす時間の中にも日本との共通点や相違点を見出すことができて気づきをたくさん得ることができ非常に充実した時間でした。ちなみにフランスでは1月にGalette des roisというパイ生地でできた焼き菓子の中に1つだけ入った陶器製のfèveを当てた人が王冠を被り王様になるというイベントがあります。1月中はケーキ屋はもちろんパン屋からスーパーまでどこでも見つけることができるので是非試してみてください。(fève当たりました!)

 

  Nouvel an 

  Lyon3 Manufacture Des Tabacs

  Galette des rois – une fève