①授業紹介 ②在スロバキア日本大使館主催のイベント
①今回は私が最終的に登録した授業について紹介します。前提としてコメンスキ―大学では、最低15 credits以上の登録が必要です。私はすでに龍谷大学卒業までに必要なほとんどの単位を取り終えており、単位交換があまり必要ではないため、計16 credits登録しました。以下の授業が今回登録したものです。
・Effective Public Speaking Strategies (5 credits)
・Iconography of Madeival arts (3 credits)
・Inclusive education (5 credits)
・Interactive Elements of Museum (3 credits)
中でも今回はIconography of Madeival arts (3 credits)について説明します。Iconographyとは「図像学」と訳されおり、絵画に描かれた絵の意味や背景などを学ぶ授業です。『受胎告知』という絵画を例に説明すると、天使は神のお告げを伝えるために描かれていたり、ハトの形をした精霊が聖母マリアのお腹に向かっており、これは子供(イエス)を身ごもっていることを象徴する。といったように、絵画から様々な意味や背景を理解できます。私は龍谷大学で宗教系の授業を履修する機会が多かったため、非常に興味がありました。
この授業は朝8時5分から9時45分までとなっているのですが、教授による講義スピードがとても速く、毎回9時には授業が終わります。ただ、宗教に関する英単語や歴史的背景出などの基礎的な知識が無いと、何も理解できずに時間を過ごすことになります。私は知らない単語が出てくる度に調べながら教授の話もノートをまとめているため、非常に大変な授業であると感じています。しかし、宗教絵画の知識を得ることが出来るため、美術館に行った時の楽しみも増えると思い、有意義な授業でもあると感じています。
②4月6日に在スロバキア日本大使館主催の「桜フェスティバル」に参加しました。日本の文化を紹介・体験してもらうイベントであったため、大使館の職員の方々が法被を着て様々な日本の文化(折り紙、囲碁将棋、歌、習字等)を紹介していました。
その中でも嬉しかった点が2つありました。1つ目は、子供から大人までのスロバキア人の方々が日本の文化を体験し、とても楽しそうにしていた点です。この経験を機に日本に興味を持つ人が増えてくれると嬉しいと感じました。2つ目はスロバキア人の大使館職員の方が日本語を流暢に話していた点です。特に、世界的にも習得が難しい言語とされている“日本語”を流暢に使うことが出来ることは素晴らしいことであり、日本人としてもうれしく感じます。今回のイベントに参加することが出来て非常に良かったと思いました。
(日本大使館の職員の方による、漢字体験の様子です)