Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2025年 3月号 国際学部 M.I

①現地の学生、友人について

1セメスター目(秋学期)に取っていた授業の多くは交換留学生や留学している大学院生向けだったため、なかなかオーボアカデミー大学の正規生のフィンランド人と関わる機会は少なかったです。唯一、オーボアカデミー大学の正規生と関わるのはチューターさんでした。そして、秋学期は交換留学生が合計20人程度いたため、交換留学生同士で過ごすことが多かったと思います。しかし、交換留学生の多くは1セメスター留学のため秋学期にいた留学生はほぼみんな12月頃で帰ってしまいました。そして、2セメスター目(春学期)に新しい交換留学生が来ましたが、秋学期よりも人数が少なくこのセメスターは私を入れて合計8人程度です。しかし、このセメスターは正規生と同じ授業があったり、イベントで知り合ったヴァーサ内の他の大学の友だちと知り合うことが出来たり、もちろん交換留学生同士でも一緒に過ごしたりしており少しコミュニティが広がったようにも思います。また、ヴァーサに日本語を勉強している人たちが通っている学校(学校名:FKF)があることをオーボアカデミー大学の正規生から教えてもらい、その学校へ行き日本語の授業を見学しました。日本語を学んでいるフィンランド人と出会うことが出来たことに驚きました。その人たちと週に1度一緒にバドミントンをしたり、たまに一緒にお寿司を作ったりしています。オーボアカデミー大学の多くの学生は基本的にスウェーデン語を話していますが、日本語を学んでいるフィンランド人(FKFの学生)の多くはフィンランド語を母語としている人が多く、時々フィンランド語を教えてもらうこともあります。

 

②授業の時間割について

オーボアカデミー大学では時間割の枠組みのようなものがありません。龍谷大学と時間割のスタイルがかなり違うので相違点を挙げます。

・1限、2限といったものがありません。

・同じ授業でも日によって開始時間が異なります。(例)授業Aは8:15から始まる時もあれば12:30から始まる時もあります。

・授業によって始まる時期と終わる時期が異なります。(例)授業Aは1月の上旬から始まり2月中旬で終わり、授業Bは3月中旬から始まり5月上旬に終わります。

・1コマの時間が授業や日によって異なります。(1コマ90分の授業や1コマ2時間の授業があります。)

このように決められた枠組みがありません。ですので、自分の取っている授業によっては約1か月あまり授業がない時や、反対にとても忙しい時期があるという形です。自分の取っている授業を「TUUDO」、「Peppi」というアプリやオンライン上でしっかり確認する必要があります。また、履修登録をする際に他の授業と時間が被ることがないかどうか確認しなければなりません。それから、実践的な授業は他の授業と少し異なる点があります。Practiceという現地の小学校へ行って見学・実習をする授業は自分の空いている時間に行くため時間割に反映されません。そして、Craftsの授業では授業時間外にも自分の作品を完成させるためCrafts roomへ行って自ら進めたり、家に持ち帰って作業したりすることもあります。

授業の様子

Peppi上に反映されている4月一週目の時間割