Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2025年5月号 国際学部 U.M

こんにちは

今回は現地にて危険を感じたことやトラブルに巻き込まれたこと、治安の良さについてお話ししていきたいと思います。

私が現在暮らしている西オーストラリア、パースでは海外ならではの危険な地域といったような印象は今の所ありません。パースでは日本と比べて夜の文化というのが少ないように感じます。スーパーや飲食店も平日は特に早く閉まりますし、週末はスーパーは5時に閉まります。都市部に行けばお酒を飲めるところやクラブなどがあり賑わっていますが、そのような場所へ行かなければまず身の危険や物騒な思いはしないかと思います。夜に都市部を出歩いたとしても危険な目に合うといったことはあまりないと感じます。週末になるとそのような場所はお酒を飲んで酔っ払った人が多くいるため少し不安に感じるかもしれませんが堂々としていれば特に問題はありません。

たまに日本ではあまり見ないような怪しい人などもいますが、特にこちらからアクションを起こさなければこちらも問題ないので、海外にいるから危険というわけではなく、日本でもしていたように毅然として振る舞い、普通に生活していれば何の問題もないと思います。

 少し違うなと感じるところとして、オーストラリアの人は日本のように電車で寝たりなどは一切ありません。現地の友人から聞いた話では、最低限の身の安全は自分で守る事が常識だそうで、社会が人々全体を守るようになっているわけでは無いところが少し違うなと感じました。

西オーストラリアの気候について

続いては西オーストラリアの気候についていきたいと思います。オーストラリアは日本との季節が真逆になっている為、夏は12月頃から4月ごろまで、5月後半頃になると冬のシーズンに入ります。夏のシーズンはカラッとした夏で雨はほとんど降りません。実際に2月から4月の間で雨が降ったのはほんの数回でした。また、湿気も少ない為比較的心地よく過ごせるかと思います。冬になると雨季のシーズンに入ります。気温の肌感でいうと日本の冬の終わり頃のような感じです。気温は昼間は15度から10度程で、夜になると10度以下になることが多いです。とにかく急に雨が降る事が多いので折り畳み傘などがあればとても便利です。また、オーストラリアでは水が大変貴重な資源として認識されている為、水の出しっ放しやシャワーの出し過ぎがタブーとされる場合があります。オーストラリアは一年を通して比較的乾燥しており、水不足に悩まされてきた過去があるため、現地の人々は日本人よりも水を大切に気をつけて使う傾向があると感じます。このように気候が違う地域に住むことで人々の生活のスタイルや文化も変わってくるのだと実感しています。

左:日本人留学生と現地の日本語専攻の生徒の交流

右:西オーストラリアにいくつかあるトロール像