① 留学と語学力について
10ヶ月の留学で英語やその国の言語がペラペラになるかどうかは、正直なところ目指すレベルや人によってかなり違うと思います。僕の知り合いで、ドイツ語がほとんど話せない状態で来たのに、半年後にはドイツ人が驚くレベルまで上達していた人がいます。その人は日常的にドイツ語環境に身を置いていて、積極的に会話していたので、やはり言語は「どれだけ使うか」が大事なんだなと感じました。
英語に関しても似たようなことが言えます。元々英語がある程度できる人は、スピーキングやリスニングの精度が上がっていく一方で、全く話せなかった人がネイティブ並みに話せるようになるのは、かなり努力しないと厳しいです。個人的には、詰まりながら話していた英語が、今ではスムーズに出てくるようになっていて、特に流暢さがかなり改善されたと感じています。完璧ではないけれど、英語での会話に対する抵抗がだいぶ減りました。
また、現地の友人と話す中で、自分の語学力の伸びを実感できる瞬間があると、それが大きなモチベーションになります。文法や単語を覚えるだけではなく、実際に使っていくことで、自然と表現の幅も広がっていくのを感じています。言語は一朝一夕では身につかないけど、毎日の積み重ねで確実に変化が現れるのが面白いです。留学を通じて語学の奥深さと、継続の大切さを実感しています。
②フライトキャンセルと旅行先の安全性
先日、死海を見に行こうとヨルダン旅行を計画していたのですが、ちょうどそのタイミングでイランとイスラエルの間で緊張が高まり、ミサイルの撃ち合いが始まってしまいました。その影響で、予定していたフライトが直前でキャンセルになりました。ニュースでは中東全体が危ないように報じられることもありますが、ヨルダンは比較的安定している国で、特に観光地である死海周辺などは安全だと言われています。正直、少し不安もありましたが、それでも旅行を楽しみにしていたので、行けなくなって残念でした。
今回の件を通じて、旅行先の「安全性」について考えるようになりました。ヨーロッパの多くの国は基本的には安全ですが、スリや観光客を狙った詐欺、押し売りのようなトラブルは多いので注意が必要です。特に大都市の観光地では、バッグを開けっぱなしにしたり、スマホをテーブルに置いたままにしていると狙われやすいです。ちょっとしたことに気をつけるだけでもトラブルを防げると思います。
また、言語面でも注意点があります。ドイツや北欧では観光地であれば英語がかなり通じますが、フランスやスペインでは英語が苦手な人も多く、意思疎通が難しい場面もあります。そういう時は翻訳アプリがかなり役立ちますし、挨拶や感謝など、最低限の現地語を覚えておくと現地の人にも好印象です。
旅行は楽しいだけでなく、リスクにも目を向けることで、より安心して楽しめるものになると感じました。
旅行で行ったキプロスの海と小さい城です。