春季始まりの学期の試験は4月末に中間試験と、6月末に期末試験があります。試験の難易度は普段の授業をしっかりと取り組んでいれば決して難しいものではなく、教科書とほぼ同様の問題が出題されます。泛读と读写は教科書の問題がそのままと、作文の問題が出題されました。听力はクラスによっては問題を教えてくれるクラスもあり、難易度がぐっと下がります。だからといって勉強しないでいるともちろんいい点は取ることはできません。口语は先生と一対一になり、抽選で決めたトピックについて会話します。そして先生が課で習ったことを簡単に聞いてくるので、それに答えるという形式でした。口语では、あらかじめ5～6つのトピックと各トピックで使用しなければいけない語彙が書かれている紙が配布されますが、自分の順番がまわってくるまで、どのトピックを話せば良いかわかりません。そのため、事前準備がとても大切です。これは中国人などに会話の練習を頼むことができれば会話の能力も上がるので良いでしょう。これは私費留学の人たちに限ってですが、テストで同じレベルのクラスの人たちの中で上位の点数を取ることが出来れば、奨学金をもらうことができます。交換留学の人たちは既に奨学金をもらっているので対象外です。私費留学、交換留学に関わらず、留学している意味を考えながらしっかり普段の勉強、試験勉強に挑むことが大切ですね。

◆余暇の過ごし方

私のクラスの授業は午前中に終わる授業が週に3回、午後に終わる授業が週に2回あります。午後に終わる授業も3時前には終わるので、授業後も好きなことをして過ごすことができます。私はたいてい中国人と相互学習をしたり、部屋で映画やテレビを見たり、グランドでウォーキングをしたり、バドミントンをしたりして遊んでいます。中国の料理は脂っこいものが多いので、みんな体型を気にするようになるのか、運動をしている人をあちこちで見かけることができます。留学生の間ではバドミントンが流行っており、バドミントンをしようと誘われることがしょっちゅうあります。部屋にいる時はテレビを見るかパソコンで映画を見ますが、中国のテレビはほとんどの番組に字幕がついているので、留学生にはとてもありがたいです。テレビや映画をただ見るだけではなく、勉強にもなるので中国のテレビはおすすめです。週末は、週末だからといって出かけることはあまりありません。平日も週末のようにたくさん時間があるので、平日でも友達をたくさん集めてみんなでしゃべったりして時間を過ごすことが多いです。夏休みは期末テストの次の日から9月の半ばぐらいまでなので、約2か月半あります。みんな過ごし方はいろいろで帰国する人も少なくありません。私は帰国する予定はなく、夏休みは自分で勉強をしたり、興味のある場所へ出かけようと思っています。中国では余暇の時間がとても多いので、この時間を無駄にせず、有意義に使うことが留学生活を充実させるカギであると思います。

◆上海のアミューズメントパーク

・热带风暴

先日上海のウォーターパーク、「热带风暴」に行ってきました。热带风暴は七宝という場所にあり、上海師範大学からタクシーで約20分の所にあります。写真はその中の人口ビーチです。人口ビーチの他に、ウォータースライダーや流れるプールなどがあり、楽しい時間を過ごせました。長嶋スパーランドなどに比べるとウォータースライダーの質は低いですが、過激なアトラクションを求めていなければ十分楽しむことができます。暑い夏はプールで遊ぶのがおすすめです。週末は混んでいるので、平日に行くのが良いでしょう。