Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ラドバウド大学
2025年9月号 国際学部 E.N

・渡航、入国について

 海外経験もなく、1人で飛行機に乗ったことすらなかった私は、何もかもが初めての経験だったため緊張していたのを覚えています。私は直行便を選びましたが、乗り継ぎのことを考えず、そしてしっかりと睡眠時間も取れたため直行便を選んで良かったと思います。飛行時間は12時間から13時間ほどでした。窓側に座ったのですが、お手洗いに頻繫に行きたい場合は通路側の方が、隣の席の人のことを気にせずに行けるためおすすめだと感じ、帰国する時は通路側にしようと早速決めました。機内食は主に日本食が出され、間食などのタイミングで別の料理が提供されました。機内食はあまり美味しいものではないのではという勝手なイメージを抱いていましたが、かなり美味しかったです。

 無事にオランダについてからは入国審査を受けなければなりません。日本からの直行便だということもあり、かなりの数の日本人がおり、海外に着いたという感じはまだあまりありませんでした。入国審査は1人ひとりにかかる時間は数分ほどであり、私もそれくらいだったのですが、もちろんかなりの人数がいたので、空港に着いてから自分の番が回ってくるまでに1時間ほどかかりました。入国審査ではいくつかの質問に答えるのが一般的ですが、私の場合は1個も質問をされず、パスポートと、長期滞在を証明する書類を見せるだけで簡単に入国することができました。無事に入国がスムーズにできて安心したのを覚えています。

 

・オリエンテーション、授業選択について

 オリエンテーションは、留学生30人に加えてメンターが4人ほどのグループが20個ずつ作られ、それぞれ幅広い国からの留学生と関わることができます。私と同じように英語を第二言語として話している人も多かったため、仲良く話すことができました。活動内容ですが、キャンパスツアーで学校にある建物や施設を見学したり、街に出て観光のようにみんなでぶらりと歩いたり、ランチやディナータイムを楽しんだり、ゲームやパーティーなど、数多くのイベントに参加します。このオリエンテーションは1週間かけて行われたのですが、空き時間などはほとんどなくかなり忙しかった印象です。しかし楽しいイベントばかりでした。強制参加ではありませんが、留学生活をスムーズにスタートするためには参加する価値はかなりあると感じました。

 授業選択についてですが、私自身はここでかなり苦労しました。龍谷大学では基本的にどの授業も選べましたが、ラドバウド大学では、基礎知識を持っていないと履修できなかったり、交換留学生が履修できる枠があまりに少なかったりなどの点があり、難易度や内容、そして条件のことを今まで以上に慎重に考慮して履修しました。しかしラドバウド大学では、どの授業が何曜日の何限に始まるのかは履修登録時点では確認することができません。授業が始まる1週間前ほどでやっとわかるのですが、履修した授業同士の時間がかぶっていることも多々あり、また履修し直すという学生も少なくなかったようです。ですが、慎重に選んだ授業だからこそ、真面目に勉強しようという心構えもできました。