①環境について
UAB(バルセロナ自治大学)は、バルセロナの郊外にある、Bellaterraという街に位置します。バルセロナ市内からはFGC・S2線を使い約40分です。市内から直通のバスも通っています。寮やキャンパスはバルセロナ市内とは違い静かで、安心して生活することができます。
私含め、多くの留学生はキャンパスから徒歩10分の”Vila”という学生寮に住んでいます。通りを挟んで4階建てのマンションがハの字型に並んでおり、1階にはスーパーの他にレストランが入っています。サッカーの試合がある日はパブリックビューイングされ歓声が敷地に響きます。自然に囲まれているため気兼ねなく応援することができます。
大学内には4つほどカフェやレストランがあり、テイクアウトをして広場で食べることもできます。キャンパスはとても広いため、疲れたときは無料のシャトルバスを利用しています。
キャンパス内には分野別に複数の図書館があります。勉強スペースの利用であれば学生証なしで利用することができました。また寮にも住人専用の自習室があります。
食料品はAlcampo (Sant Quirze駅)、もしくはMercadona (Volpelleres駅)で買っています。こちらのスーパーではパン、野菜の安さに驚きます。また会計時に品物を自らコンベアに置く制度は最初戸惑いました。現地の方は1度に1週間分の食料をまとめ買いするようで、山のように食品が積まれたカートをよく見かけます。
②教会めぐり:Tibidabo(ティビダボ)・Montserrat(モンセラット)
Tibidabo(ティビダボ)
寮の窓から遠くに見える山頂の建物が気になっていました。調べてみるとSagrat Corという教会でした。電車とケーブルカー、バスを乗り継いで寮から40分。バスは本数が少ないためとても混雑していました。20分歩くことでも頂上まで行くことができます。
教会に併設された遊園地には無料で入ることができ、展望台からはバルセロナ市街と地中海を一望できました。
教会の頂上には手を広げた銅像が市内の方角を向いて立っており、バルセロナの街を見守っているようでした(写真上)。教会は頂上の展望以外は無料開放されており、ステンドグラスや銅像を見ることができます。
Montserrat(モンセラット)
週末に急に思い立って一人旅に行ってきました。最寄りのBellaterra駅から電車で約2時間。山頂まで繋がるロープウェイを降りると、崖にそびえ立つ建物が目に入ります。また標高が高いことから地上では分からなかった寒さを頂上で感じました。
ロープウェイの山頂駅から20分ほど歩いたところにSant Miguelという展望台があります。行きは上り坂で息が切れそうになりました。しばらくすると最初の場所からは見えなかった遠くの景色が見渡せます。展望台では下が見えず、まるで宙に浮いているような感覚になりました(写真下)。
修道院や美術館の当日券はない場合があります。そのため滞在前の予約をおすすめします。私は今回の教訓を生かして見たい場所の予約は事前にしようと思いました。

Sagrat Cor

Sant Miguel