① 渡航・入国について
1年のスペイン留学では「学生ビザ」の取得が必要になります。今年その取得方法に一部変更がありました。大使館の予約と保険の契約期間の2点です。
東京の大使館へは申請時のみ行きます。申請の日を出国日から逆算して予約しなければいけません。実際の申請日時は大使館が決定します。予約は書類が少し揃い始めた時がおすすめです。私のケースでは6月中に申請したかったため、おおかた書類が揃った6/5にメールを送りましたが、返ってきた答えは7/7でした。このように申請が1か月先となることがあるため予約だけは早めにすることをおすすめします。書類はそこから集めましょう。実際に申請から不備修正、取得にかかった日数は約2週間でした。
次に保険の契約期間についてです。5/20の法律改正によってビザの期間が指定した所から前後(前:1か月、後:15日)伸び、それに伴い保険の契約期間も伸ばす必要がありました。私のケースでは入学許可証に2025/9/9~2026/7/3とあったため、契約開始を8/1、終了を7/30としました。9/1~の保険では不備として再提出を求められました。
今年の上半期は中東の情勢が不安定でした。そのため私はアムステルダム経由の飛行機を取りました。16時間のフライトと11時間の乗り継ぎはしんどいものでした。最初のEU圏であるアムステルダムにて厳しい保安検査と入国審査を受けたため時間がかなりかかりました。またチケットが発行できないトラブルがありましたが有人のカウンターで対応してもらえ事なきを得ました。
② オリエンテーション・授業選択について
今年のオリエンテーションは9/3にオンラインで、9/5に対面で開かれました。しかし空港から移動中であったこと、開催場所が分からなかったことから参加することができませんでした。どちらも開催後にメールで資料が送られて来たため内容を知ることができました。場所は所属する翻訳通訳学部の建物で行われたようです。
授業は9月からですが履修登録は事前に6月中にしなければいけません。先着順かつ前期後期の授業を一度に登録する必要があります。龍谷とルールが違い戸惑いました。私は前期分の授業のみ登録していたため、9/22からの登録修正期間で後期分の授業を追加しました。
前期は留学生向けのスペイン語(以下カスティーリャ語)の授業と、日本語を専攻する4年生が受けている文法の授業でサポートをしています。日本語の文法については考えたことがなく、説明するにも表現したい単語がでてこないもどかしさを感じています。
大学とは別に語学学校でカスティーリャ語(有料)やカタルーニャ語(無料)を学ぶことができます。しかし今はカスティーリャ語を理解することで精一杯であること、少ない授業を集中して理解することに注力したいと考え大学での授業のみ取っています。またカタルーニャ語は普段生活する中で、例えば電車のアナウンスやスーパーの値札など、自然と触れることで身についていると考えています。授業はもちろんのこと、言語交換のグループに入って話すことやパーティーに参加して話すことで授業では得ることのできない勉強ができています。