Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

エトヴェシュ・ロラーンド大学
2025年9月号 政策学部 S.T

私はハンガリーのエトヴェシュロラーンド大学に交換留学として派遣されました。

9月号では、①渡航・入国、及び②オリエンテーション・授業選択をテーマとして、これから私と同じ大学に留学する人のために私の失敗談をもとに注意する点などを綴っていこうと思います。

<①渡航・入国について>

▼ビザ発行について

ここでの私の失敗は1度目のビザ発行に十分な資料をそろえることができず、ハンガリー大使館に突っぱねられたことです。

この失敗は私の不注意もありますが、ハンガリービザ発行に関する説明がウェブなどできちんとされてないこと、ビザ発行に必要な資料の英語の表現があいまいで何が書いているのかわからない点が多々あったこと、この二点が1度目の失敗に深くつながったと考えます。

ビザ発行に関して私がとても苦戦をしたため、龍谷大学のグローバルの職員さんが親身になって指導をしてくれていたのでおそらく対処の仕方が明確に分かったと思うので次からは私ほど苦戦をすることはないと思いますが、とても面倒なことになったので皆さんはきちんと準備をして、できるならばハンガリー大使館に電話をかけて質問をすることをお勧めします。私も何回か電話しましたが日本語対応もしているので聞きたいことが明確に分かると思います。

 

▼住居について

私は日本で住居を決めずにハンガリーまで渡航しました不安な方は日本でELTE(エトヴェシュロラーンド大学の略称)が運営している寮に入居することをお勧めします。

私が寮に入居しなかった主な理由は、ELTEの寮は2人部屋か3人部屋でありプライベートな空間がない事です。海外の大学では日本のようにワンルームマンションが基本的にはないため、ルームシェアがメジャーなのですがこの文化は大半の日本人には到底理解できないと思います。なのでプライベートな空間が欲しい方はフラットシェアか一人暮らしをお勧めします。一人暮らしは家賃が高いので、フラットシェアをお勧めします。私は現在フラットシェアに住んでいますが、プライベートな空間を確保しつつフラットメイトとの交流もほぼ毎日あるので海外の文化と日本の文化の両方のいいとこを取ることができているので大変満足です。

ですが住居探しに大変苦労したのである程度は日本で進めることをお勧めします。私の場合は、基本的にフェイスブックで住居探しを行いました。大まかな流れはまずフェイスブックでBudapest Flats and Apartments と検索をすると色んなグループが出てくると思うので、そのグループに参加します。そして条件にあった物件に連絡をし、内検をしてから家賃を払い入居という感じです。私は1日に20件ほど連絡をしていましたが、連絡が返ってくるのは多くても2件ほどなので毎日連絡を送ることをお勧めします。できればここまでの過程を日本で行ってください。3,4件ほどストックがあるといいと思います。そして現地に着いたら必ず内見をしてください。内見に応じなかったり今時間がないからできないといわれたり、早く入金をしないと部屋が埋まってしまう等のことを言ってきた場合は確実に詐欺だといってもいいので、必ず内見はしてください。

 

<②オリエンテーション・授業選択について>

▼入学手続きについて

9月1日から入学手続きがELTEで行われます。ですが私はこのことを知らず、入学歓迎会のパーティーにだけ参加すれば大丈夫だと勘違いをしており、危うく授業を受けることができないことになりそうでした。結局この期間に入学手続きを行えなくてもLate enrollment という制度のおかげで授業を受けることができていますが、Late enrollmentは入学手続きに関しての詳細な説明が受けられないので、皆さんには8月後半に到着し、9月1日からの入学手続きを行う事をお勧めします。一応説明はELTEの国際オフィスに行けば受けられますが、私の学部は確か火曜日と木曜日の数時間しか開いていないので気をつけてください。

これらの情報は私が通っているELTE 経済学部での情報のため各学部の情報を参考にすることをお勧めします。

 

留学では柔軟性が重要でもありますが、それと同時に事前準備を整えることも重要です。皆さんも頑張ってください。