Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2025年10月号 国際学部 S.O

①授業紹介

MSSUで受講している授業について紹介します。現在4つの授業を受講していますが、今回紹介するのはHistory of Latin Americaという授業です。このクラスは少人数クラスで、生徒が先生の質問に答えながら授業が進行していくスタイルです。参加意欲も成績の一部として加算される為、予習と復習が非常に重要となっています。しかし、予備知識がない状態で受講しているので、授業のスピードについていくのはとても大変です。また、定期的にプレゼンテーションや小テストが行われる事もあり、私自身かなり苦戦しています。しかし、この授業を担当している教授は非常に聡明でユーモアを兼ね備えた人なので、クラス自体億劫に感じることは少ないです。

 日本の大学では1つのクラスにつき週1回というのが一般的ですが、アメリカでは週3回など、まるで高校の様な授業スタイルを採用しています。個人的にはアメリカのスタイルが好ましいと感じています。なぜなら、授業内容が定着しやすく、それが学習意欲向上に繋がっていると実感しているからです。正直、第二言語での授業という事もあり、しんどいと思うことも多々ありますが、めげずに頑張りたいと思っています。アメリカの学生は非常にフレンドリーなので、理解できなかった内容を尋ねると親身に答えてくれます。もし、アメリカ留学を検討している方がいらっしゃいましたら、挑戦してみて下さい。想像以上に楽しい留学生活が待っています。

 

②就活について

私は3回生という事もあり、就活に少しずつ着手し始めています。11月の下旬にはボストンキャリアフォーラムというイベントが開催されるのですが、これは日本の企業が留学生向けに開く就職説明会となっております。誰もが一度は聞いたことがある様な大手企業も参加予定で、アメリカで留学している日本人は参加すべきイベントとなっております。すでに早期先行はスタートしていて、ボスキャリで最終面接を予定している企業が多々ある状況です。私自身も複数の企業に応募していて、既にインターンや二次面接などにオンラインで参加しています。ボスキャリ参加後の内容につきましては、次回の11月号にて紹介させて頂きます。

 オンライン面接で懸念点があるとしたら、それは時差に関してです。日本とミズーリ州の時差は10時間あります。日本時間の午後(アメリカでは夜中)にインターンが開催される場合、深夜2時から3時まで起きている必要があります。実際に参加している学生の顔を見ると、多くの人が眠そうにしています。しかし、早期内定を得るためにみんな努力しているのだなと思うと、必然的にモチベーションが高まります。留学と就活を両立するのは難しいですが、早めに準備に取り掛かる事が重要だと感じています。特に外資系や商社などは採用期間が早めである為、こういった企業に就職したい場合は特に本腰入れる必要があります。それではまた次号でお会いしましょう。