環境について
私が通っているMSSU(南ミズーリ州立大学)は、Joplinという街にあります。Joplinは自然豊かな環境で、大きな建造物がほとんどない為、夕焼けなどが非常に綺麗です。しかし、スーパーやショッピングモールに行くには車を利用する必要があるので、そう言った観点で見ると少し不便かも知れません。ですが、それ以上に雄大な自然がとても魅力的で、アウトドアが好きな人にはこの大学をお勧めしたいです。また、様々な小動物にも遭遇する事があり、外出するとすぐにリスを見つける事が出来ます。ワニなどの危険な生物はいないので、安心して下さい。
大学施設について
MSSUのキャンパスは非常に広大で、キャンパス周辺に暮らしている子でさえ車を利用する事があります。特に、数学や生物のクラスがある施設は、徒歩だとかなり遠く感じます。寮から大学までは徒歩7~8分程です。
私がよく利用している施設はジムです。ジムはMSSUの学生なら誰でも利用する事が出来、器具も非常に充実しています。そこではバスケットボールやバレーボールなど、様々な球技をプレーする事が出来ます。アメリカの学生はフレンドリーな人が多く、筋トレのアドバイスをくれたり、一緒にスポーツをしたりしてくれます。平日は夜の22時まで空いている為、授業終わりや夕飯を食べた後など、自分の好きなタイミングで利用できる部分が魅力的です。ジムの近くには、カフェテリアや書店などもあります。
アメリカンフットボールについて
日本ではあまり馴染みのないアメリカンフットボールについて話します。アメフトは非常に人気な種目で、屈強な選手がボールを巡って激しい戦いを繰り広げるスポーツです。私自身アメフトには全く関心が無かったのですが、ルームメイトや友人の大半がアメフトをやっている為、少しずつ興味を持ち始めています。特に相手選手のタックルをかわし、タッチダウン(相手のゴールにボールを持ち込む事)を決める瞬間は爽快です。この2ヶ月間で2回ホーム試合を観戦しましたが、地元のファンが本当に熱狂的だと感じました。選手の家族も応援に駆けつけていて、盛り上がりのあるイベントとなっています。
フットボーラーは非常に体格が良く、明るい性格の人が多いです。私がほとんどストレスなく留学できているのは、彼らのおかげです。私のルームメイトはサモア(オーストラリア周辺の島国)出身の人達です。年齢は私とほとんど同じなのですが、非常に大人びている様に感じます。夜になるとスピーカーで爆音の音楽を流すので、うるさいと思うことがありますが、人柄が良くて一緒にいて楽しい存在です。
アメリカに来て思ったのが、「顔と年齢が釣り合っていない人」が多すぎるという事です。どういうことかというと、見た目は20歳以上に見えるのに、実際はフレッシュマン(18歳)であったり、私よりも年齢が下であったりするという事です。身長が高く顔つきが大人っぽいけれど、実際は私よりも若いという子が非常に多いので、毎回驚かされています。