・試験について
試験は、授業によって様々な方式があります。日本の大学のように教室で問題を解くものや、ディスカッションで判断するもの、出された課題を24時間等指定された時間内にこたえるhome examと呼ばれるものなどです。私は先月末と今月の頭に2つ試験がありました。一つはスウェーデン語の試験で文法、読解、ライティングが中心でした。このクラスは交換留学生向けの初級クラスでかなり多くの留学生が受講しておりクラスも10クラスあったのですが、試験は共通のものでした。もう一つはSwedish culture, leisure and sportsの試験で、こちらはディスカッションでした。ディスカッションのテストを受けるのは初めてだったのでどんな感じか不安だったのですが、事前にトピックが提示されてそれについて書いて提出したレポートの内容をみんなで話すというスタイルでした。日本だと普通学期末に試験がありますが、スウェーデンは一つの学期に4つモジュールがあり、1つ終わるごとに試験があります。そして試験が終わるとまた新しい授業が始まるという流れです。ですから授業のとり方によっては1モジュールまるまる授業を入れないことも可能です。ただ、1モジュールに授業をたくさん入れてしまうと授業時間が重なってしまったり、課題やテストが重なりしんどくなる可能性もあるので、その授業の難易度も考えて授業を選ぶ必要があります。
・治安、危険を感じたこと、トラブル等について
リネウス大学のあるベクショーはかなり田舎なので、治安はとても良いです。こちらに来てもうすぐ3か月になりますが、いままで危険を感じたことはありません。得に私はキャンパス内で住んでいて、キャンパスの外に出ることが普段ほとんど無いからかもしれません。また、ドラッグに関しても私は誰かがやっているとか持っているという話は聞いたことありません。本当にここは治安が良いです。普段日本にいるときに気をつけるぐらいの感覚で過ごせば得に危険な目にあうということはないでしょう。しかし、キャンパス内であってもあまり夜遅く一人で出歩くのはよくないと思います。どんな場所でも危険はあるし、いかに自分が気を付けるかが重要です。
・自由テーマ
11月最大のイベントは11月18日にあったJapanese Dinner Partyでした。このパーティはこちらで教鞭をとっていらっしゃる日本人の先生が主催でリネウス大学の日本人留学生が毎年開催しているものです。当日の朝は5時から調理にとりかかり、約300人分のお弁当(寿司、肉じゃが等)を提供し、2時間ほどのパフォーマンスで日本の紹介やバンド演奏などをしました。最初はどんなイベントなのかよくわからず、一生懸命に頑張る人とそうでない人と温度差ができてしまったこともあったのですが、最後は全員一丸となってより良いJapanese Dinner Partyにしよう、という気持ちを共有できました。食事班、パフォーマンス班、デザイン班、広報班に分かれて活動していたのですが、どの班もそれぞれ準備が大変でした。しかし、みんなで一生懸命取り組んだかいあってパーティは大盛況でした。本当に色んなことを学べたJapanese Dinner Partyでした。それに、最後は本当に楽しい!!終わってほしくない!!と思えました。また、日本人同士の仲も依然より断然深まるきっかけとなりました。この経験はリネウス大学でしかできないものだったと思います。