~オリエンテーションについて~
オリエンテーションには有料とそれに参加していない人用の無料の説明会があります。有料のオリエンテーションではゆっくり丁寧に説明が行われたり授業の体験などが行われるそうです。自分はこれに登録していないので無料の説明会に参加しました。この説明会は二日に分けて行われます。まず大きな教室に留学生が集められました。留学生の多くがヨーロッパや欧米の学生でアジア系の学生は少数でした。まずはじめにリヨンという町の説明やリヨン第三大学の説明が行われます。それから大学の施設の説明が行われその後すぐにFLE(フランス語を学ぶ授業)のクラス分けテストが行われます。このテストはマーク式で行われます。その後約一週間でテストの結果がRelation International(国際センターのような場所)の掲示板に張り出されます。この掲示板は他にも色々な情報が張り出されるのでこまめに確認することをお勧めします。
そして二日目の説明会ですが一時間ほど授業の登録の方法や授業期間の説明が行われます。それが終わるとさらに一時間程大学のウェブサイトやポータルの説明が行われます。
二日間に分けて行われた説明会ですが全体的にスライドをめくるスピードもはやく、また説明もとても早いので聞き取るのがとても難しいです。しっかりとした説明を受け内容を十分理解したいという人は有料の説明会を受けることをお勧めします。
自由テーマ ~リヨンという街について~
リヨンという街についてですが、リヨンは交通の便がよくサン=テグジュペリ空港からローヌ・エクスプレスという列車に乗ると30分ほどで中心地にあるパール・デュー駅にたどり着くことができます。パール・デュー駅の周辺は都市開発が進んでいて大きなビルがたくさん建っていたり、ショッピングモールがあったりと雰囲気は日本に似ていると感じました。
しかしそこから30分ほどトラムに乗ると旧市街地に行くことができます。ここには昔ながらの建物がたくさん残っておりタイムスリップしたような気分になります。また教会や聖堂がたくさんありひとつひとつがとてもきれいで教会を巡るだけでも十分楽しめます。その中でも特にきれいなのがフルヴィエールの丘に建つノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂です。外観はもちろんきれいですが中に入ると一体ずつ緻密に作られた聖母像や銅像、そしてきれいに彩られた大聖堂があります。ここはとてもきれいなのでぜひ一度行くことをお勧めします。
またリヨンの旧市街地には博物館がたくさんあります。建物自体がルネッサンス時代のきれいな建物なので中に入らずとも楽しむことができます。すこし中心地からは外れますが映画を発明したリュミエール兄弟の博物館も存在します。彼らの住んでいた邸宅がそのまま博物館として公開されています。映画好きでなくても楽しめると思います。博物館は学生証を提示すると学割で少し安くなるので博物館を巡るのもいいかと思います。
他にもオペラ座などここには書ききれないほどリヨンには観光名所があるのでぜひ一度自身の足で訪れることをおすすめします。