Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2014年4月号 国際文化学部 T.U

カルチャーショックについて ミズーリはバイブルベルトと揶揄されるほどキリスト教が盛んな地域の一つです。80%以上もの人がキリスト教徒です。事前に覚悟していたにも関わらず、ひどいカルチャーショックを経験しました。8月から9月ごろまでは気にしないようにしていましたが、真面目で成績も良い大学生の男の子が旧約聖書に出てくる大洪水とノアの箱舟を本気で信じているのを目の当たりにしたのが引き金になりカルチャーショックに陥りました。10月から11月までは授業中ですら毎日宗教について考えていました。夢にまでキリスト教が出てきて、今思うとほとんど病気のような状態でした。十字架を見るだけで気分が塞ぎ、キリスト教の友達と話すときはいつも緊張しました。そのため、キリスト教徒でない友達をできるだけ作り、よく話すようになりました。それからは自分の本音を語り、わかってもらえるということもあり、カルチャーショックは大幅に改善しました。 人それぞれカルチャーショックを受けるもの、度合いは違いますし、現地の文化をある程度受け入れることは大切だと思います。カルチャーショックはその国の文化や習慣を受け入れられないことから始まりますが、だからといって、自分は寛容的でないなどと落ち込むと本当に病気になってしまいます。今まで生きてきた国や環境が違うのですから、すぐに受け入れられなくて当然です。カルチャーショックを経験したならば、まずはその国の文化よりも先に自分を受け入れてあげて下さい。そうすれば自然とカルチャーショックも緩和するでしょう。 航空券について 留学のためビザを取ったり試験勉強をしたりと忙しいとは思いますが、飛行機の予約は早めにしておくに越したことはありません。特に、8月に出発する場合は何カ月も前から予約を取っておくことをお勧めします。日本は夏休みで、海外に足を運ぶ観光客が多くなり、それと比例して航空券の値段も高くなります。往復チケットのほうが片道チケットよりも割安なことが多いです。 留学先に来る途中でどこかに立ち寄り観光するのも楽しいでしょう。私は帰国のための旅券をドバイ経由にしました。韓国では、空港での待ち時間を有効活用できる観光ツアーがあるらしいです。航空券を購入する前に経由地や観光地を確認しておくと、留学先への移動中も楽しく有意義に過ごせるでしょう。