Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2014年5月号 経営学部 Y.M

1.授業紹介(語学堂)

 現地到着後レベル分け試験を受けました。試験場に入ると、留学前にどのくらい韓国語を勉強していたか聞かれました。答え方によって受けられるテストが変わるので注意してください。1(級相当)~6くらいまでの問題があり、時間内に解けるところまで解くという試験です。

私は最初1の問題しか渡されませんでしたが、途中で2~4くらいまでの問題を追加されました。昼食をはさんで午後に面接(スピーキングの試験)が行われ、面接の最後に級の発表と、授業開始日時を案内されます。

教科書についての案内などは特にされませんでしたが、授業開始までに大学の書店で購入しました。初日は授業開始30分前に5階の事務室の張り紙でクラスを確認後、1階の張り紙で教室を確認して教室に移動しました。初日は自己紹介など簡単な内容でしたが、定時まで授業がありました。

 

<2級の授業について>

○月曜日~金曜日の1時10分から5時までです。一時間ごとに10分間の休憩があります。教室に着いたらまずその日習う課の単語テストがあります。1課の内容は、本文・文法・練習問題・聴解・読解等です。先生によって授業の進め方は違いますが、1日に1課すすみます。

○月・水・木と火・金で先生が変わります。また週に一回は特別授業(復習中心の授業で教科書が不要)が行われます。4月末に中間テスト、6月2週目に期末テストがあります。またほぼ毎日、その日習った文法に関するプリント(裏表1枚)と、次の日習う課の単語表を宿題として出されます。

○わたしのクラスはわたしを含めて日本人が2人、中国人6人、ロシア人1人のクラスです(台湾人1人と中国人1人が学期の途中で他の語学堂に移りました)。授業中は当てられて発言したり教科書を読むことも多いですが、基本的には先生が全体に質問を投げかけるので、自分からどんどん発言していきます。和気あいあいとして楽しい雰囲気の授業です。

○その他、先月紹介した燃燈パレードにクラスで参加したり、数クラス合同で文化体験授業や映画を見る授業もあります。

 

2.授業紹介(大学・学部授業)

 授業の登録は渡航前(1月末ごろ)に事前登録を行い、現地到着後に本登録・履修取消を行います。登録や取消の流れは龍谷大学とほとんど同じです。3月2日から授業が始まるのですが、2週目くらいまでに本登録を行います(東国大学のポータルサイトで登録するのですが、私には難しかったのでバディに手伝ってもらいました)。登録期間中は興味のある授業に順番に出て、何を受講するか決めました。

 授業時間は龍谷大学(深草)だと1講時は9:00~10:30、2講時は10:45~12:15となっていますが、こちらの大学では9時から始まる講義もあれば、9時半から始まる講義もあるなど、開始時間や講義時間も講義によって異なります。休み時間の設定もありませんが、基本的には12時まで講義なら11時50分くらいには終わるので、ある程度の教室移動は可能だと思います。

 3月末に履修取り消し期間が設けてあります。わたしは1教科取り消すことにしたのですが、宿舎のパソコンでは取り消すことができなかったので国際センターに行って取り消してもらいました。私がもともと受講するつもりだった授業は語学堂の授業と時間が被っていて取ることができませんでした。しかし語学堂が始まる4月までは担当の先生に事情を話して講義を聴講させてもらっていました。

 私は今「日本文化史」を受講しています。週2回(火・木)10:30~12:00までの授業です。教科書は日本語ですが、授業はほとんど韓国語で行われます。学生が毎週テーマにそって発表(テーマは食文化、歌舞伎、アニメーションなど多様です)を行い、先生が補足説明をするという感じです。私には全て理解することは難しいですが、日本についての内容なので、他の授業に比べると理解しやすいと思います。ちなみに私の友人で語学堂の4級を修了した人は、学部の授業も理解できると言っていました。