①試験について
前学期に私が履修していたアメリカの歴史と言語学のテストについて紹介したいと思います。アメリカの歴史では大きく分けて中間テストと期末テストがありました。この授業では教科書が2冊あり、各テストともに2冊の教科書から出題されました。選択問題はなく、すべて記述問題でエッセイ方式で長文を書かなければなりませんでした。事前に先生から出題範囲の紙が配られ、そこには細かくどのような問いを出すのかも書かれていました。ですので一生懸命、事前準備をすれば答えられるテストでした。中間・期末テストともに出題形式は同じで、期末テストの方が出題数が多かったです。全体的な評価の方法も期末テストが一番重要視されるのでしっかり勉強する必要があります。もう一つの授業の言語学では、中間・期末テストというものはありませんでした。そのかわりに、定期的に小テストが授業中に行われました。言語学の授業では覚えることが多く、定期的にテストが行われることは幸いでした。その小テストの内容ですが、選択問題と記述式問題と半分づつの割合で出題されました。この授業では教科書はなく、先生がウェブサイトにアップするclass noteというものが、教科書のかわりでした。もちろん出題範囲はその中から出されるのですが、大半の記述式問題では、授業中に先生が追加で話されたことについて問われました。ですので、授業を一回でも休んでしまうと小テストの点数にひびくので、日々の授業を大切にして小テストに臨んでいました。
②渡航前の勉強方法について
交換留学となると長期留学ですし、現地の学生に混ざって大学の授業を受けることになります。留学前の勉強は現地についてからの勉強よりもとても大切だと言われています。ですので、私が渡航前にどのような勉強をしていたのかを少し紹介したいと思います。渡航前の3月までは留学生として受け入れてもらうために、IELTSの勉強をしていました。勉強を始める前に必ず今日はどこまで参考書を進めるのかを決めて、その目標を達成するように毎日勉強しました。分からない単語があれば別のノートにまとめて書いて、そのノートはいつでも持ち歩いてみるようにしました。writingスキルを上げるために各日でエッセイを書いて、見本のエッセイと比べて重要な言い回しはチェックし、あとから別のノートに見本エッセイを写して見返したり、音読をしたりしました。これはspeakingの勉強にもなると思います。listeningについては、参考書にあわせてTVで深夜などに放送されている英語のニュースや番組を録画してみていました。BBCというサイトもおすすめです。カナダ、アメリカをはじめ、世界のニュースがみれます。1分間ほどの短いニュースもあるので忙しいときでも勉強することができます。speakingについてはskypeを使ったオンライン英会話をしていました。英会話教室に通うことも考えましたが、割高ですし時間も節約したかったのでオンライン英会話に決めました。私がしていたのは月6千円ほどで毎日25分間、講師と英会話ができるコースを受けていました。講師は全員フィリピン人の先生で、講師によっては訛りがきつい人もいましたが、どの先生も優しく丁寧に指導してくれます。私の勉強法を一部紹介しましたが、人によって合うやり方は異なると思うのでいろんな方法を試してみてください。大切なのは、自分で勉強のルールを作ること。そしてそれを絶対に破らないこと。あとは毎日必ず英語に触れる時間を作ることだと思います。