定期試験について
IEPクラスの定期試験は先生の言われたことをしっかり勉強していればなんとかなります。他の授業(academicの授業)は授業によります。私は前期Chinese language(mandarin)とmusic appreciationを受講していました。Chineseのテストは正直簡単でした。このクラスは初級クラスだったことに加えて、日本人は漢字の意味がだいたいわかるためアメリカ人と比べて楽だと思います。Music appreciationは先生によって全く違います。私の先生の授業の中間テストは、2グループに分かれてオペラを作って発表しました。1グループ10人ほどで役者、道具係、台本、音楽担当などに分かれて私は道具係でした。実質オペラではなくミュージカルに近いものになりましたが面白い経験でした。期末テストは楽器が弾けてやりたい人は個人発表、特に楽器を弾かない人は合同合唱をしました。私はクラスで1人だけ日本人だったため、先生がなにか日本の歌歌ってよ!と言われ一青窈さんのハナミズキをピアノで弾き語りしました。人前で弾き語りするのは初めてで緊張しましたが、2週間ほどずっとこつこつ練習して、本番弾き終わった瞬間にはみんな拍手してくれ、良かったよ!とたくさん行ってもらえたのがとても嬉しかったです。期末テストの発表会用に先生が作ったプログラムは大切な思い出で大事にとってあります。
1セメスターと1か月終わって。
今の状態を言うと英語は全然ペラペラではありません。勉強しないと喋れないことが分かりました。何か伝えたい要件はだいたい伝えられます。気持ちを伝えるのは難しいです。ただ私は話せるというより聞き取れるようになりたいので、本当にまだまだ聞き取れず自分の努力不足を感じています。だからといってもどうしようもないので勉強しています。
帰りの飛行機も予約し、残り3か月だと思うととても寂しいです。今のところ学んだ、というより「実感」したことは、まずアメリカ人も別の国の人ももちろん文化や言葉や根本的な考え方などいろんな違う点があるのですが、基本みんな同じ人だということです。言葉がわからなくても身振り手振りをつければわかってくれることも多いです。笑顔でありがとうと言えればなんとかなります。そして人の優しさも身に染みて感じます。こちらに来てからどれだけ多くの人によくしてもらって、助けてもらったか考えると本当に自分は恵まれているなと思います。その人たちの根底にあるキリスト教を勉強して感銘を受けることも多いです。両方人生において基本的なことです。それをわざわざ留学し気づいたとはどういうことだと言われてもしょうがないし言い訳できないのですが、実際そうです。自分がまだ甘っちょろいなと感じました。受けた優しさを返していくのが自分にできる唯一のことだと思います。