Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2015年5月号 経済学部 M.K

① この留学を振り返って

本当に一瞬の留学生活でした。日本へ帰りたいと思うこともありましたが、帰国し今こうしてアメリカでの生活を振り返ると切なく、できるだけ早くまた戻りたい、と思わずにはいられません。この留学中わたしは“人との繋がり”について何度も考えさせられました。日本人留学生が多かったので、わたしは日本語を話さない、日本人とも英語で会話をする、というルールを自分の中に設けていました。その挑戦はわたしに、“本当に大切なものはなにか”を教えてくれた様に思います。どれだけ人に頼って生きているのかということ、辛い時には助けてくれる友達が必要だということ、時には自分の弱さを人に示すべきだということ。。。両親には勿論ですが、留学先で出会った友人たちには感謝しても、感謝しきることができません。「出会うべきして出会った」全ての出会いに対し、そう感じます。

② 帰国後どう留学経験を活かす予定か

帰国して一番に感じた事は、残念ですが“日本人は冷たい”ということです。本当に忙しい国で、自分の事に精一杯という印象を受けました。この点に関しては、再び日本の文化に馴染んでしまわない様に客観的に日本を見ていきたいと考えています。語学力維持・向上そして日本へ来る留学生との交流は勿論行っていく予定です。又、わたしがこの先最も力を入れたいことは、留学を通して学んだ価値観、という目に見えないものを忘れることなく、どれ程自分の物として維持できるか、ということです。自分に余裕を持ち、既成概念だけで物事・人を判断しない心を常に持ち続けたいです。

一生忘れる事のできない最高の時間でした。家族、友人、先生、全てに感謝しています。