Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2015年5月号 国際文化学部 J.O

カルチャーショックについて

スウェーデンでは頻繁に雨が降るのですが、傘をさしている人を滅多に見かけません。その光景が初めはとても新鮮で驚きましたが今では私も多少の雨では傘をささなくなりました。ではどのようにしてスウェーデン人が雨を凌いでいるのかというと

  1. フードを被る。
  2. レインコート(または傘)を着る。
  3. 諦めて濡れる。

となっています。殆どの人がフードで対策しています。また、歩いていても傘を使わないので自転車に乗りながら傘をさす人は見た事がありません。スウェーデンは安全面には厳しい様で大人でもヘルメットを被って自転車に乗っている人をよく見かけます。なので自動車の後部座席でもシートベルトは必須です。

試験の受け方にも日本と異なる部分があります。スウェーデン人の学生に限った事ではないですが、試験中にもかかわらずバナナやリンゴを食べている学生を見て驚いたのを覚えています。スウェーデンは寛容なのか授業中にも飲み物や軽食を取る事を注意する事はありませんでした。また前回紹介したFIKAの休憩時間があるのも面白い文化です。

次が一番日本と異なる所だと思うのですが、平日はダウンタウンのお店がパブとスーパーを除いて、六時になると完全に閉まります。六時はさすがに日本だと少し早すぎる気がします。さらに日本だと、週末はお店が混雑するのが一般的ですが、スウェーデンでは基本的に4時に閉まります。なので四時以降ダウンタウンには殆ど人がいません。本当に日本と真逆です。週末に働きたくないんですね、おそらく。最後にこれは豆知識ですが、スウェーデン人はH&Mの事を”ホーエム”と呼びます。

 

継続した二つの事

一つ目は日記です。日記と言っても、簡単にその日にした事やイベント事などを英語で3、4行でまとめただけのもので、初めは特に意図もなくやっていたのですが意外と続いたので最後まで続けようと思い書き続けました。たまに見返したりしても面白いですし、少しは英語の勉強になるのでやってみてはいかがでしょうか。

二つ目は、個人的にはとても大切な事だと思うのですが、随時メモを取る事です。具体的にどういう事かというと、友達との会話中に分からない言葉や表現が出てきた時に携帯やノートにメモを取るという事です。私の場合は常に携帯を持ち歩いていたのでスウェーデン語、韓国語、英語のメモを取って勉強していました。また意味の知らない単語などは聞き返すなどして対応していました。メモを取る事で一度出会った単語をもう一度見返す事が出来ますし、何度も見返す事で反復練習になり単語の習得が容易になります。ぜひ実践してみてください。