■ 試験について
韓国の大学は3月に始まり、4月中旬に中間考査、6月中旬に期末考査が終われば8月いっぱい夏季休業になります。私が受講していた授業では中間考査が行われなかったため、期末考査について書きたいと思います。
私が受講していた中央アジア史概説の授業では、指定のテキストなどはなく、板書もあまりなかったので、試験前はとても大変でした。それに加えて、試験一週間前に試験日までにレポートを提出するように言われ、図書館にこもりっきりでした。試験前日になんとか韓国語でレポートを作成し、提出しました。試験の方は辞書が持ち込めましたが、授業内容の範囲が広すぎて覚えきれず、散々でした。私は単位認定の申請はしていませんが、履修するからには良い成績を残したかったので、次の学期はこれを活かして授業に臨みたいと思います。
■ 余暇の過ごし方
週末など授業がない時はたいてい韓国語の勉強をしています。毎週土曜日は大学で韓国語を教えてくれるサークルがあり、そこへ参加しています。語学学校の延長のようなものですが、大学生が教えてくれるので、韓国人と触れ合う機会を作るためにも積極的に参加しています。それ以外はゲストハウスの部屋では集中できないので、カフェに行って勉強しています。ソウルはチェーン店のカフェから小さなお洒落なカフェまでいたる所にカフェがあり、気分次第でゲストハウスの近くに行ったり、地下鉄に乗って少し離れたところまで散策しながら新しいお店などを探したりしています。
友人と会う時は、買い物に行ったり、ただカフェで長時間話したりしています。あとは映画も観に行きます。韓国では日本に比べて、映画のチケットが安く(平日8000W、約650円)、またゲストハウスの近くに映画館があるので、たくさん観ることができます。上映される映画は、日本と同じように、ハリウッド映画と国産映画が半々で、韓国で人気のある日本のドラマやアニメの映画版がたまに上映されるようです。
■ 梅雨
6月下旬からソウルも梅雨が始まりました。京都のようなジメジメとした湿気はなく、雨が降るか降らないかの曇り空が続いています。雨が降ってもしばらくするとすぐに止んでしまいますが、常に傘を持ち歩いていなければならず、韓国の人は折りたたみ傘を毎日持ち歩いているようです。
韓国で売られている傘ですが、なぜか同じ種類の傘を持ち歩いている人が多いです。 日本のような透明のビニール傘はなく、ビニール傘はだいたいが水玉模様です。それも色が何色かありますが、全部同じ水玉模様で、どこの露店でも売っています。水玉模様以外は、コンビニで売られている黒い大きな傘、虹色の派手な傘、有名な画家の絵の傘があります。折りたたみの傘は様々なものが売られていますが、大きい傘はなぜか種類が限られており、被ることが多いです。