Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2010年5月号 文学部 K.S

1. 日本から持ってきたら良かったと思うもの

韓国では基本的な生活用品はほとんど売っていて品質もそんなに変わらないと思います。大体のものは韓国でそろえることができます。
しかし日本にしかないものもいくつかあります。

私が持ってくればよかったものは一つ目は日本の調味料です。しょうゆやみそは韓国にも売っているのですが、コンソメスープの素やダシ醤油はどこをさがしても見当たりませんでした。自炊をしなければならない場合は、あらかじめ日本で調味料を買ってきたほうがいいでしょう。

次に汗ふきシートです。
もともと私は夏になるとこれが必需品で常に持ち歩いていたのですが韓国のドラックストアにはなく、友達に聞いてみたところ韓国には汗ふきシート自体がないそうです。韓国もだんだん暑くなってきたのでこれがないと心配です。

最後に日本の本や参考書です。韓国の書店にも日本の本はたくさん売っています。
しかし、輸入しているため割高になっています。わたしはほとんど家に置いてきたのでこれは持ってきた方が良かったと思いました。ほかにも日本で作られているもの、日本のブランドのものなどは韓国ではとても高いので日本から持って行った方がいいと思います。

2. 現地の学生、友人について

韓国は日本に興味を持っている学生がとても多いと感じています。中学生から第二外国語として日本語を学んでいたり、日本に留学やワーキングホリデイなどで来たことがあったりと、なにかと日本についてよく知っている学生がおおいです。なので、割と向こうから話しかけてくることが多いので友達はすぐできると思います。

留学して三カ月がたち感じたことは、韓国はほんとうに人と人とのつながりを大事にするのだと思いました。学科、先輩後輩、先生とのつながりは日本よりも圧倒的に強いと思います。そしてそのつながりをはぐくんでいるのがお酒です。酒文化がとてもつよいと言われている韓国の学生はたぶん週に4回くらいは友達同士やサークルで飲んでいるでしょう。私たちが想像している以上に飲んでいます。

日本では「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、親しくても配慮が関係を築いていくうえで不可欠であるという認識が強いですが韓国では親しくなればなるほどそれがなく、むしろ配慮や気遣いがあればあるほどそれほど親しくないという意思表示になってしまうのだと現地の友達に教えてもらいました。韓国に来て日本のイメージを聞いてみると「謝りすぎだ」とか「ペコペコしすぎだ」といわれるのはその文化の違いからでしょう。韓国では気を遣いすぎるのはあんまり良くないそうです。

3. 自由テーマ(学園祭について)

25日から28日までの4日間東国大学では祝祭と呼ばれる学園祭が開かれました。もともとキャンパス自体がそんなに広くなく、学科でひとつのお店を出すという感じなのであんまり規模は大きくなかったです。

龍谷大学の学祭ではお酒はもちろん禁止だったのですが、東国大学では普通にどこのお店でも出していました。さすが韓国ですね。ほかにも占いカフェやゲームコーナーなどがありとても楽しかったです。お酒を出しているだけあって夜中の2時、3時まで毎日続いていたみたいです。あとから聞いてとても驚きました。日本と同様、韓国の学園祭でも有名人の人が歌やダンスをの公演をします。サークルの公演も龍谷大学と同じ雰囲気でした。今年はワールドカップがあるせいか学生に無料で真っ赤な韓国の応援Tシャツを配布していました。龍谷大学の学祭と似ているところもありましたが、韓国独特の酒文化が垣間見える学園祭でした。