Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2011年6月号 文学部 R.K

■試験のこと

韓国では中間試験が4月中旬にあり、期末試験は、6月中旬にあります。韓国の試験期間は科目ごとに違いが生じますが、通常1週間です。試験の解答方式は日本の大学と変わりありません。私が受けた試験は、すべて筆記の試験でしたが、中には pptで行われる試験もあります。韓国では試験期間になると、学生が図書館にこもり朝まで懸命に勉強をして時間になるとみんな試験を受けに行きます。図書館も試験期間になると一日中開いています。寄宿舎では、チキンやトッポッキ、うどんなど試験期間中に2度夜食を提供してくれます。寄宿舎は本来、晩の9時まで外泊届けを記入しなければなりませんが、試験期間は12時まで記入できるようになります。

今回私が受講した講義の試験は、とても難しかったです。私自身、あまり韓国語も完璧でないし現地の学生と一緒の勉強をしているため、何度も何度も本を読み予習復習をしても、とうてい現地の学生には敵わず、何度も落ち込みました。今までに体験したことのない気持ちになり、どうしようと悩む日もたくさんありました。しかし、めげずに頑張ると結果は必ずついてくると思い人1倍、いや2倍3倍は勉強しました。結果は、やはりやった分だけついてきてくれました。とてもうれしかったです。はじめてまともにぶち当たった厚くて高い壁ででした。試験期間が終わりとても気持ちがすっきりしました。達成感もすごくありました。やはり苦労をしてこそ得るものがあり、達成感があってこそ自分に自信が持てると思いました。

 

■余暇の過ごし方

6月3週目には試験が終り、私と親しくしてくれていた友人もぞくぞくと地元に帰ってしまいます。2学期が始まる9月まで時間が十分あるので、何をしようか予定を立てておくほうがよいです。私はインターンシップに参加しようと思いましたが、韓国のインターンシップは長期のものしかなく、学生は学校を休学してインターンシップに参加します。なかには1年休学する学生も多いです。私は交換留学生のため、休学もできないので参加できませんでした。7月に韓国語能力試験も控えているため、毎日単語を覚え、文法や過去問も解いたりしています。試験を終えたら韓国国内を旅行しようと思っています。韓国は旅行するところが多いため、一緒に留学に来ている日本の友達や現地の学生とも旅行に行きたいです。また、中国にも旅行しようと予定を立てています。東国大学に通う学生の半分は中国からの留学生です。それくらい交換留学しに来ている中国人が多いです。夏にみんな家に帰るため遊びに行きたいです。また、韓国に来ているからといって英語も怠わらずに勉強したいです。日本に帰るとトイックも積極的に受けたいと思っています。夏休みは2ヶ月であるがとてもやりたいことがあるので何事も一生懸命やり遂げたいです。

 

■学園祭

  韓国の学園祭は、日本の文化祭と全く異なります。まず、韓国の文化祭は夕方の6時から始まり朝の6時までやっていて3日間開催されます。学校でもお酒を提供してよいことになっているので、どこのお店でもお酒が販売されます。初日は有名なアイドルが来てみんなを盛り上げてくれます。学校内にナイトクラブがあったり、とても日本と違うところが多く驚くことが多かったです。夜中の2時になると、道端で大音量の音楽が流れ、みんな踊りだします。一番近い国なのに、日本とこんなに違いがあるのかと思うととてもびっくりすることが多かったです。

私たち留学生も参加しました。留学生だけで店を出して世界各国の料理を作って販売しました。ロシア料理、中国料理、ベトナム料理、日本はお好み焼きを作って韓国人や外国人に日本の料理を食べてもらいました。とてもおいしいと好評でした。みんな各国の民族衣装を着たり、日本人も浴衣をきてウエイトレスをしました。

最初は、成功するか不安で仕方がなかったのですが最終的に成功して、韓国の文化祭も体験することができて本当にうれしく、楽しかったです。