Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2016年2月号 文学部 H.B

①余暇の過ごし方

1月末に週末を利用して念願のベルリンに行きました。金曜の夜にバスで出発し約8時間程でベルリンの中央駅に到着したのですが、早朝であったのにも関わらずたくさんの人が街中を歩いていました。その後ブランデンブルク門、ドイツ連邦議会議事堂と見て回ったのですが、その近くにあるユダヤ人犠牲者記念館はとても迫力がありました。ここには虐殺されたユダヤ人に捧げられた記念碑があり、多くのコンクリートで出来たブロックが立ち並んでいます。高さが様々なブロックが騒然と並んでいて、その間を歩くのはとても不思議な体験でした。

他にもペルガモン博物館、ハンブルク駅現代美術館、蚤の市など多くの場所を訪れましたが、ベルリンの壁を実際に生で見れたのはとても嬉しかったです。夕方ごろに向かいましたが、人が多くゆっくり見て回る事が出来なかったので次の日の朝にもう一度向かいました。朝の9時ごろに壁に向かうとさすがにほとんど人はいなくて、ゆっくり壁を見て回る事が出来ました。オスト駅を出て川沿いのミューレン通りに続く壁がイーストサイドギャラリーとなっており、有名なブレジネフとホーネッカーの「兄弟のキス」や、日本をモチーフにした富士山の絵などがありました。

最終日の夕方にはユダヤ博物館に行きました。ここは20時まで開館しており、閉館1時間前までは入ることが出来るので夕方に行くのがおすすめです(他の美術館などは大抵17~18時に閉まるので)。ここではユダヤ人の歴史について知る事が出来るのですが、展示の仕方にとても工夫が凝らしてありました。中はまるで迷路のようで、展示には英語表記もあり予備知識がなくても楽しめると思います。

 

②ケルンのカーニバルについて

2月中旬にケルンのカーニバルに行きました。私は最終日の「バラの日曜日(Rosenmontag)」にカーニバル行ったのですがこの日はとても風が強く、ケルン以外のデュッセルドルフやマインツのカーニバルは中止されていました。ケルン中央駅のほぼ目の前にパレードの道があり、広場は仮装をした人であふれかえっていました。「バラの月曜日」のパレードでは様々なデザインが施されたトラクターや馬車を使った山車が出ており、それと共に仮装をした人や音楽隊が街を練り歩きます。そして山車の上から観客にお菓子や花が大量に配られます。山車の上から大量にお菓子がばらまかれたり、2階の窓から手を伸ばす人にお菓子や花を投げ込んだりとまるで映画のような光景でした。子供たちはこの日にお菓子がもらえる事を知っているためかはりきった仮装をしている子が多く、みんな片手にお菓子を入れるための袋を持っていました。