Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

同済大学
2016年11月号 国際文化学部 A.H

授業紹介

後期は前期のような試験はなく、自動的に一つ上のクラスに上がります。一つ上のクラスが不満なときは、授業が始まって1週間、前期同様他のクラスで授業を受けることができるので、そこでじっくり考えてクラスを決めてください。私は、D班とE班で悩みましたが、どちらも中級レベルで授業内容もさほど変わらないので、クラスの雰囲気の良いD班を選択しました。中級クラスということで、前期の初級クラスに比べると、授業内容と難易度が少し変わりました。授業は「中级汉语听力和说话写作泛读」の四つです。中级汉语」は初级汉语の内容が難しくなったものというふうに考えていただければ良いです。教科書に出てくる単語がHSK5級レベルであったり、成語の量が増えました。听力和说话」はリスニングとスピーキングが一緒になったものです。一応二つ含まれていますが、私はスピーキングの割合の方が多い気がします。先生によってやり方が変わります。写作」は教科書に沿って作文を書く授業です。泛读」は教科書の問題を解いて先生が解説するという形で授業が行われます。読解の得意な日本人にとっては、この授業は易しいかもしれません。

授業のレベルが自分に合っているかも大切ですが、先生の教え方やクラスの雰囲気なども考慮した方が良いと思います。


季節の変わり目

上海は11月中旬あたりから急に寒くなりました。11月に入ってすぐは、寒くてマフラーを出そうかなと思う日があれば、上着もいらないほど暖かい日が続くなど、気温の変化が大きかったです。留学生は上海の気候に慣れていないので、風邪をひく人が多かったです。また、目で確認できるほどではありませんが、PM2.5の影響で空気もかなり汚れており、喉の調子が悪い、咳が止まらない、という人がいました。自己管理も大切ですが、日本のように食べ物や薬が簡単に手に入るところではないので、ひどくなる前に病院に行くことをおすすめします。大学で入った保険を使えば、日本人向けの病院で診察を受けることが可能ですし、薬もたくさんもらえるで、ひどくなる前にぜひ利用してください。