① 治安、危険を感じたこと、トラブルについて
ヨーロッパの中でもロンドンは比較的、安全な街だと思います。今までのところ生活をしていて危険を感じたことはありません。もちろん、日本ほどは安全ではないと思うので、海外だという意識を持って行動する必要はあると思います。例えば、知らない人に声をかけられても付いていかないとか、夜道を一人で歩くときは周囲に気を配って歩くなど、基本的なことです。ときどき、特にアジア人の観光客などを狙って道端で急に胸に花飾りをつけてきて代金を要求されるというものがありますが、これも知っていれば対処できるので危険というほどのものではありません。
ロンドンでは24時間バスが走っていて、深夜のバスはナイトバスと呼んでいるのですが、これに乗るときは二階立てバスの上には乗らず、一階の運転手の近くに乗るようにとは言われました。おそらく、酔っぱらいが多かったり、二階は人の目が少ないからだと思われます。
また、治安というのとは少し離れるかもしれませんが、こちらに来て感じたのは貧富の差がとても大きいということです。街を歩いていると、良い身なりをした人が歩く傍ら、路上で生活をされている方が目立ちます。特にトラブルに発展することはないのですが、貧しい方が住んでいる地域はやはり中心地とは雰囲気も異なり、あまり一人で歩くべきではないと感じました。
ロンドンは日本と比べると安全ではないのかもしれませんが、今までのところ特に身の危険を感じることもなく生活できています。
ロンドンは人やビルがひしめき、交通量も多い大都会です。しかし同時に、都会にいながらも豊かな自然を感じることができます。これはロンドンで生活する上で感じたこの街の魅力の1つだと思います。今回はロンドンにある自然について、特にたくさんある公園の中からハイドパーク、セント・ジェームス・パーク、オランダパークの3つの公園について書きたいと思います。
【ハイドパーク】
まずはじめはハイドパークについて。この公園はとにかく大きいです。公園内には豊かな緑に加えて、美術館やカフェがいくつもあるので、散歩をしながらそれらも楽しむことができます。休日はランニングや散歩、読書、ペインティングなどを楽しむ人で賑わっています。
また、冬の時期にはウィンターワンダーランドという、移動遊園地がここで開かれるので、またいつもとは違った賑わいを見せます。
【セント・ジェームス・パーク】
2つめはセント・ジェームス・パークについて。この公園は有名なバッキンガム宮殿の近くにあり、いつも地元の人に加えて観光客がたくさん訪れます。公園には池があり、様々な種類の魚や水鳥を見ることができます。ロンドンのランドマークであるロンドンアイもここから見えます。
【オランダパーク】
さいごはノッティングヒルにあるオランダパークです。この公園は先に挙げた2つの公園に比べると小さいのですが、公園内にある建物やオブジェがとてもユニークです。
また、オランダパークの敷地内には京都ガーデンという小さな日本式庭園がありそこでは孔雀や錦鯉、ハトやリスを一緒に見ることができます。ロンドンにある公園の中でも特にお気に入りです。
どの公園も、日本の公園と比べると大きくて緑がたくさんあるので都会の喧騒から少し離れて落ち着きたいときにはぴったりです。ロンドンという街は都会でありながらも緑を大切にするまちづくりをしているのかなぁと思いました。そのため、都会であっても東京のような息苦しさは無いように思います。