Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2017年1月号 法学部 Y.N

・現地の学生、友達について

うちの大学は学部や授業によってキャンパスが違うので学部によって大体似たような人が集まっています。特に東アジア学部は少し雰囲気が独特でわかります。さらにこの辺りは様々なルーツを持ったドイツ人が多く、皆が想像する青い眼、ブロンドで頬が赤く染まった典型的なドイツ人は少ないです。何故ならこのあたりは戦前炭坑や産業が盛んで、人が集まり人口密度は他の州と比べて多いです。なので戦後も過疎化せず人が密集し、さらに冷戦後東側の人たち、特にポーランド人や労働者として仕事をしに来たトルコ人など、今のグローバル化によってさまざまな人種の人たちが密集している地域です。なので私たち日本人が物珍しい目で見られることもなく、外国人としては住みやすい地域だと思います。

友達については、日本などに興味がない人たちと友達になるのは少し難しいです。しかし外国人に寛容的な人が多いので積極的に行けば作れることはできます。しかし東アジア学部の日本語学科の学生たちは日本人と積極的に交流する方も多いです。ゲームや漫画など日本人ならやったことのあるゲームなど共通点が多いので仲のいい友達もできやすいと思います。また、パーティーなども、開催してくれたり、ビールなどもよく飲みに行っています。と言ってもなかなかパーティーに来ない人などもいるので、みんなと仲良くなるのは難しいと思います。

・年末年始

ドイツの年末は忙しいようには感じませんが、落ち着きません。クリスマスマーケットが大規模でクリスマスが終わってもまだやっているところもあります。そしてそのあとすぐに年末ですしかし日本のように新しい年だから身構えることもなく、騒いで過ごして、あとは家でゆっくりするといった感じです。問題は年末の夜中の花火です。カウントダウンと同時に、打ち上げ花火、爆竹など戦争の動画のようにもうあちこちで爆発音が聞こえて少し恐怖を感じました。昨年はケルン中央駅前で残念な事件もありました。実はケルンに友達が行きたいと言いましたが、電車の中が典型的な白人ドイツ人もいなく、ドイツ語も聞こえず、酔っ払いだらけで、どこかのガラスが割れ、途中で断念しました。後で見ると、去年の場所は警察がたくさんいて、そこでは花火が禁止にされていたみたいです。ですのであそこので帰った判断はよかったと思いました。

大学も残り一か月、テスト勉強をそろそろ始めないといけない時期でもあります。私自身、年末年始がゆっくりできる時間だと思いました。