Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2017年3月号 国際文化学部 G.N

・余暇の過ごし方について

留学中は、僕はあまり授業を取っていないので、暇な時間がたくさんあります。日本にいる友達が、就活が始まって忙しそうにしているのに、こんなに暇でいいのかと思うくらいです(本当は留学中にも準備をしなければならないのでしょうが)。

そんな暇な時間がたくさんありますが、リヨンでは土日によくイベントが行われていたりするので、イベントごとが好きな人は楽しいと思います。この前はリヨンではありませんが、近くの町でワインの試飲会があったので、知り合いに連れて行ってもらいました。

また、一人で過ごしたい時もあると思います。そんな時はよく散歩をしています。留学にだんだん慣れてはきたものの、やはり日本とは違う町並みを見るのは楽しいので、飽きることはないと思います。新たな発見もあります。少し冒険をして、行ったことのないところを歩くのも楽しいです。ただ、何度か迷子になって結局メトロなどの交通機関を使って帰ったことも何度かあります。

また、フランスでは映画の学生料金が日本より安く(学生ひとり¥1000ほど、それでもフランス人には高いらしい)、日本よりも映画館が多い印象で、日本公開よりずっと先に見ることができる作品が多いので、映画好きにとってはありがたいです。これまでにも何度も映画館に足を運びました。

 

・国内・国外旅行

リヨンには空港もあり、TGV等の主要な中継地点になっているので、比較的他の地域に旅行がしやすいです。また、格安バスも多く運行しています。

僕は、リヨンに来てからこれまで、国内旅行に1回、国外旅行に3回行きました。そのうちの3回はTGVやバスなどで移動しました。TGVの予約をするときは、おそらくフランス語ですると思いますが、日付と出発時刻を選んで支払うという簡単なものなので慣れればすぐにできます。また、TGV等を運行しているフランス国鉄SNCFのアプリを持っていれば、携帯で簡単に検索できます。

 

僕がこれまで行った地域で、特に良かったものを紹介します。

まずは、フランスのアヴィニョンという街からバスで行ける「ガール水道橋」です。世界史の授業などで聞いたことのある人も多いかもしれません。アヴィニョンからのバスが少ないので、計画を立てないと少し行くのに苦労しますが、現存している古代ローマの建築物は本当に素晴らしかったです。また、オフシーズンに行ったこともあり、観光客が少なく快適に過ごせました。

国外では、2月のバカンスにスロヴェニアへ訪れましたが、自然豊かな観光スポットが気に入りました。まだまだ行き足りず、将来もう一度訪れたいと思いました。

期間限定のイベントや、ビーチなどでの遊泳が目的でなければ、テストの関係によっては12月がほとんど暇になることもあり、少々寒いですが、旅行はオフシーズンの冬に行くことをお勧めします。安く、人も少ないので、ゆっくり観光できると思います。ただ、冬は早く閉館する施設や、そもそも開いていないところもあるので、下調べをよくしていく必要があります。せっかくヨーロッパに来たのですから、興味のある人は他の国に行って、日本やフランスとの違いを目で見たり、他言語に触れてみるのもいいと思います。

かの有名なガール水道橋