◎環境について
中央大学校のソウルキャンパスは韓国の他の大学に比べると広くないのですが(龍谷大学深草キャンパスに比べればかなり広いです)校舎がとてもきれいです。山に位置しているため階段や坂が多く、そのためある校舎では地下5階なのに同じ位置でその前の下に建っている校舎ではそこが4階だったりということが普通です。そんなキャンパス内で寮は一番奥、つまり一番高いところに建っています。そのため、大学の正門(一番低い場所)から寮まで歩いて10分ほどかかります。ですがキャンパス内にバスが走っているのでそれを利用すると快適です。またキャンパス内に有名なドラゴンポンドという龍の銅像が建っている池があり、学生はよくそこでお酒を飲んだりして集まっています。学校のシンボルマークである龍はその銅像に由来しているそうです。今の季節は周りにたくさんのお花が咲いていてとても雰囲気が良いです。寮は二人部屋で私のルームメイトは日本人でした。同じ国同士の部屋が他にも多いそうです。ルームメイトが同じ国の人だと生活習慣などで困ることがあまりないので楽です。寮の門限は午前1時で午前5時まで入ることができません。しかしテスト期間中は24時間出入りできます。また外泊時には外泊届けを書かなければなりません(金・土曜日は不要)。寮には食堂、コンビニ、ジム、スタディールームなどの施設があり普段からよく活用しています。環境について特に困ったことなく過ごしています。
◎学校の周辺について
学校の周辺には本当にたくさんのお店や施設があります。特に正門の前の通りからフクソク駅(最寄り駅)までは誘惑だらけです。カフェや食堂はもちろん、カラオケなどもあり朝から夜まで常に学生で賑わっています。その中でも私がよく行くのがバブルティーのお店です。韓国ではバブルティーがすごく流行っていて、大学内でもバブルティー片手に歩いている学生や授業を受けている学生をたくさん見ます。バブルティーとは中にタピオカが入っている飲み物のことで、韓国にはバブルティーのお店がたくさんあります。私がよく行くのは「ゴンチャ」というお店と「アマスビン」というお店です。「ゴンチャ」はお店が二階と三階にあるのでテスト期間中は多くの学生が勉強しに来ます。元々は台湾発のお店なので中国人の学生が多いです。韓国人の学生は好きじゃない人が多いみたいで、普段はあまり行かないそうです。「アマスビン」は最近できたお店で、こちらは韓国人の学生に大人気です。お店は少し小さいですが、毎日たくさんの学生でいっぱいです。私が一番驚いたのはカラオケです。韓国のカラオケは時間制ではなく、3曲₩1,000のようなコインカラオケという制度のお店が多く日本と違っていて面白いなと思いました。また、カラオケという名前ではなく「歌練習場」という名前で学校の周辺に5つほどもあります。下校途中などにふらっと寄ったりしている学生も多いです。とても楽しい場所でお気に入りです。