①試験について
試験についてはいくつかの種類がありますので、種類別に説明していきます。
①QCM(15分ほどの選択式)
これはフランス文化の授業や、私が受けた中だと政治の試験などがこれにあたりました。日本では選択式には慣れませんが、比較的勉強しやすい科目だったと思います。事前にマークシートを国際課に取りに行く必要があります。
②口頭試験
これは主に留学生向けのものが中心になります。わたしは国際関係論の授業がこれにあたりました。6人グループと教授が1人の対面式、事前に試験の時間などは送られてきます。対策方法が難しいと感じました。
③授業内試験
日本と同じように少人数のゼミ形式の授業やフランス語の授業はこれにあたります。フランス語の授業では、ある程度復習をすればとれる内容かとは思います!
④論述試験
※法学部なものが多いと思うので以下の自由テーマで論述試験について書きます。
これらの試験はポータル試験にて3週間ほど前にスケジュールが公開されます。必ずしも月曜日のテストが月曜日!というわけではなく、時間、場所も全く異なるのでポータルサイトは必ず目を通さねばなりません。
大体がこの4つの試験に分類されますが、基本的に結果が出るのはテスト終了後約3ヶ月後以降になります。
②自由テーマ:法学部の授業について
今回の授業は法学部の授業について書きます。
リヨン第三大学は派遣前に日本で学部を選んでからいきます。法学、語学、文学、経済、経営、哲学など基本的には文系であればなんでもあります。
授業のとり方としても、どこの学部に所属したとしても全ての学部の授業が取れるのでほとんど変わりはありません。
ただ!法学部だけは違います!
基本的には法学部は他学部とか違う日程で履修登録なども行い、また他学部はほとんど学部の教務課は利用しませんが法学部教務課を頻繁に利用することになります。また必修科目として①フランス法入門、②法的思考が必ず組み込まれてます。そのため上限単位の関係がほかの人とか異なります。
法学部の授業の特徴としては、ほぼ日本と変わりません。例外なくすべてが大教室(CM)の授業で、民法をはじめとした六法、国際関係論、EU機関論、外交政治など、基礎的な法政科目はあると感じました。
また、テストについては、おおよそが論述試験でした。白紙の紙と問題が配られて3時間粘る形です。
日本の法学部と変わらず、わりと勉強熱心な人が多い印象、他学部から離れている印象はありました。あとこちらでも法学部となると弁護士を目指すの?とよく聞かれます。実際に生徒の中では目指す人が多いらしいです。
ヨーロッパといえばサッカーが有名ということでオリンピックリヨネの試合を見にいってきました。女子の試合でしたが、なんと日本人のなでしこの選手がいらっしゃってびっくり!かっこよかったです。
こちらはリヨンからTERで片道で30分ほどでいけるVienneというところです。古代の遺跡が多く、歴史のある街並みでした。電車代もやすく、行きやすい場所でしたし、リヨンよりとにかく落ち着いている印象でした。