Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2017年7月号 文学部 Y.T

1.この留学を振り返って

 

私は2年生の時にはスペイン語の授業をたくさん履修し語学力向上に努めていましたが、留学直前の学期には学部・学科の専攻科目が多くなかなかスペイン語を勉強することができず、当時よりもかなり語学力を落としてしまった状態で留学生活が始まりました。最初のころは困ったときは英語でどうにかコミュニケーションを図りましたが英語も通じずスペイン語を強化しないと生きていくことができないと感じました。自分が言ったことは理解してもらえましたが、現地の人の発するスペイン語になかなか耳が慣れず長い間苦労しましたが、今となっては円滑にコミュニケーションをとることができるようになったのではないかと思っています。現地のスペイン語に触れて語学力を向上させることができたという点では、まず1つ、今回の留学を意味のあるものにすることができて良かったと思います。

また、休暇の期間を利用して様々な国へと足を伸ばしてみましたが、その国々の母国語はもちろんですが、アジア人である私を見るや、英語で話しかけられることがしばしばあり、国、出自によっていろんな英語が聞こえました。英語という学問を学ぶ自分にとってはとても興味深い経験ができました。

 

 

2.留学経験をどのように活かすか

 

私は帰国してから卒業するまでには1年以上の時間が残されています。その中で、この先私は何をしたいのか、またそこにこの留学経験をどのように活かすのかなど、いろいろな道を探しながら過ごしたいと思います。この経験を活かすとなると、やはりスペイン語を活かすということに繋がってくると思います。この時間のうちに、さらなる語学力を伸ばす機会が得られればいいなと思っています。また、卒業までの過程で、自分の専攻する分野において、スペイン語を比較対象としてどこかで活かしていくことができるようにしたいと思います。