Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2017年9月号 国際学部 S.M

  • 環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)

大学には設備の整ったジムがあり、僕は週に3回ほど授業終わりに行っています。僕が授業をとっている教室は、日本での高校の教室のような感じです。ただ、アメリカ人に合わせて、机や椅子が作られているので、少し大きくて一回り小さめの日本人には座りにくいというところがあります。住居に関してなのですが、いくつかの寮があり、その一つであるBLAINE HALLに滞在しています。ここは、男だけの寮で、近隣の部屋でカラオケをやっていたり、爆音で音楽を聴いている生徒がいたりと大学生らしい暮らしの中で生活させてもらっています。それらは、僕にとってはまだ大丈夫なのですが、やはり寮でもあるし、自分の好きなようにいかない時もあるので、不愉快に感じる人もいるかもしれません。基本的に留学生は寮に住むことになっていて、ルームメートも一緒なので、彼らの暮らしを知るのにいい機会だとは思います。しかし、それと同時に文化の違いからくる葛藤もあります。これらも含めての留学だと思うので、彼らを受け入れつつ自分を成長させることができる機会にしたいと思います。ジョプリンの街並みは、正直行って田舎だと思います。イメージとしては、京都の中心部から少し離れたところです。しかしながら、日本のように田んぼがそこら中にあるというわけではなく、家と家の間は、何もない土地だったり、小さな森林があったりします。

  • キリスト教の教会について

南ミズーリ州立大学があるミズーリ州はバイブルベルトという場所に位置し、原理主義の宗教、特にキリスト教についての信仰が強いところです。それに伴って、カトリックをはじめ、プロテスタントのディノーミネーションの様々な種類のキリスト教の教会が存在します。僕は、アメリカで最大の規模の教団である南バプテストの教会によく行っています。大学の近く、歩いて約10分のところにあるCOLLEGE HEIGHTSには、学生を含めたくさんの人々が日曜日のサービスに参加しています。そこのサービスでは、教会のバンドが実際にギター、ドラム、キーボードなどの楽器を使って演奏し、みんなで歌い、お祈りをしています。これが、アメリカのバプテスト教会の基本的なサービスのやり方ということを聞きました。カトリックのような荘厳で華やかなミサとは違って、そこではより現代的でヒップホップのような音楽とともに賑やかな雰囲気で行われていたのに驚きました。もう一つ、違う教会に行ったことがあるのですが、そこでは、上記で述べた教会のサービスの仕方とは違って、ピアノだけで演奏をしていました。信仰心が強いだけに、仏教徒である僕に対して、仏教に関する質問がたくさんとんできます。そこで、自分の意見を述べることができるように仏教についてももっと学んでいきます。