Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2017年10月号 文学部 T.Y

授業紹介

2017FallセメスターはESLを2つ、アカデミーを2つ履修しています。

① ESL Level5 Speaking &Listening(Tue, Thu)

Cultural AnthlopologyやBusiness Ethicsといった少し難しいトピックをテーマにして、レクチャー、ディスカッション、プレゼントいった形で、主にSpeakingをメインにしている授業です。この授業の生徒数は机が足りないほど人数が多く、先生との距離が近いかどうかで言えばそれほど近くはないですが、他のインターナショナル生の意見などを取り入れるには良い機会だと思っています。

② ESL Level5 Reading(Tue, Thu)

アカデミー2つがどちらも読む量の多い授業なので、最終的に履修することにしました。この授業では、「いかに効率的に読み進めるか。」をメインにレクチャー、ディスカッションの形で授業が進められます。

③ World Humanities(Tue, Thu)

この授業は300番台の授業で、基本的に現地の卒業を控えたぐらいの学生が取る授業です。正直、International生にとってはかなりハードです。毎回の課題は読んで、書いての繰り返しで、読んで書いて提出、読んで書いて提出の無限ループです。なので、ほぼ毎週末はこの授業の課題に時間を取られて、ゆっくり休んだり、遊んだりする時間があまりありません。今のところ、週末が完全にOFFにできたのは1回か2回ぐらいです。この授業は文学、芸術などの観点からHumanityの本質とはどういうものなのか、またはどのように異文化理解をしていくのかを探求していく授業です。なので、授業中のディスカッションは次々に意見が繰り出されていて、ついていくのに必死です。

④US History 1877-Present(Mon, Wed, Fri)

この授業は100番台の授業ですが、実質300番台ぐらいの難しさがあります。というのも、この授業の教授はMSSUの中でトップを争うぐらいの厳しい教授で、何回かOffice Hourに行きましたが、手加減してくれる素振りも見せない鬼軍曹です。課題はとてつもなく多くかつ難しく、EssayやExamもかなり難易度が高すぎます。この授業の課題やEssayにも週末の時間が奪われています。特にHistoryは現地の学生と予備知識の量にかなり差があるため、予習復習は必須です。どうしても時間的な関係で予習ができなかった時は本当に地獄を味わいます。ただ、自分がInternational生ということは理解してもらっていて、自分が理解していないところはもう一度分かりやすく説明してくれる良い先生です。ただ、次のセメスターはこのような教授の授業は正直取りたくありません。

アメリカの大学の良いところはシラバスが明確で、スコアがかなり細かく出るところです。セメスターが進んでいくにつれて、自分が現在どれほどの点数を取れているのかが一目で分かります。私は本当に課題が多く、効率的に計算しながら消費していかないと危うくはフェイルしてしまう可能性もあります。なので、スコア配分の少ない課題は最悪やらない覚悟で優先順序を決めながらいつも進めています。

Fall Break

10月14日から17日までFall Breakの4連休があり、テキサス(ダラス/フォートワース)に一人旅をしてきました。率直な感想としては、それなりに治安は良くないです。実際数回「金をくれ」と声をかけられたり、警察とカーチェイスをしていたりなど、ここジョプリンほど平和ではありません。120%の核心を持って良い人と言える人に「駅まで送ってあげる」と言われても、断る勇気を持つことは必要です。実際に私も申し訳ない気持ちはありながらも断りました。ただ、人柄はとても良いと感じました。みんなとても優しく、道を聞いたりすると丁寧に教えてくれます。今回は初めての海外一人旅だったので、とても良い経験になりました。