Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東フィンランド大学
2018年1月号 国際学部 K.A

日本から持ってきてよかったもの

今回のテーマですが、正直、最低限の衣服と携帯やパソコンがあれば、特に持ってくるべきものはないように思います。衣服も、どれだけ日本から、フィンランドの寒さ対策として厚手の上着を持ってきても、よっぽど登山用のしっかりとしたダウンコートなどを持ってこない限り、留学中に買うことになると思います。さらにそういったコート等は、パッキングの時点でかなり邪魔になると思うので、メインのアウターはこっちで買うくらいの気持ちで、軽いダウンベストやヒートテック、マフラー、手袋、ネックウォーマーなどを日本から持ってくることをお勧めします。これらはパッキング時にもそれほどスペースをとりませんし、フィンランドで買うと少し日本で買うより高いので。ダウンコートを抜いて空いたスペースには、レトルトやインスタントの日本食品を入れておくのをお勧めします。やはりこちらに数か月も住んでいると、馴染みの味が恋しくなることが度々あります。フィンランドのスーパーで材料や調味料を買い揃え、再現することも可能なのですが、調理工程の面倒くささや、料金等を考えると、荷物に余裕があるなら、持ってこれるだけ持ってくることをお勧めします。ほかに私が持ってきてよかったなと思うものは、単語帳や資格の参考書です。こっちでの生活は、日本での生活と比べて、アルバイトもなく授業数も少ないため、自習の時間が多く取れます。私は主に英語の単語帳や英検、TOEICの勉強にその時間を費やしています。そこで覚えた単語や表現を、次の日実際に外国人の友達相手に使ってみたり、わからない部分をネイティブの友達に聞いてみたりすることに楽しさを感じています。

冬休みの過ごし方

12月の前半のうちに、秋セメスターの授業はすべて終了し、冬休みが1か月ほどありました。私は12月の27日から1月の3日までオーストリアに旅行に行きました。初めての海外で過ごす年末年始で、さらに今までにテレビや雑誌でしかみたことのなかったところに訪れたり、本当に充実したものになりました。やっぱり同じヨーロッパの人でも、フィンランド人とオーストリア人でこんなにも性格や雰囲気が違うんだと実感したりするのも、留学先以外でヨーロッパの国に行くのは初めての自分にとっては大変興味深かったです。旅先で出会った人たちと会話する機会も度々あり、その都度、いい経験できていることを痛感していました。年越しはウィーンで過ごしたのですが、町中には吹奏楽団が道端で演奏していたり、町の広場にいくつも特設ステージがあり、そこでライブが行われていたりと、常にそこらじゅうで音楽が流れており、さすが音楽の都といった感じでした。年越しの瞬間は、市庁舎の前でイベントがあるとネットで見たので、そこに行きました。そこには大勢の人がいて、みんなでカウントダウンをし、年が明けると同時に花火があがり、そこからみんなでまた歌いだすという、とても楽しくとても貴重な体験をしました。