①この留学を振り返って
留学を振り返れば、この一年は長いようで短いものです。留学が始まったときは長く感じましたが、帰国するときには留学が始まったのは昨日のことのようだと感じています。
私は修士課程一年目で留学したため、龍谷大学大学院では二年生から始まります。留学へ出発したときは学部卒業前だったため、卒業式や大学院の入学式にも参加することができませんでした。そのときは残念でしたが、その分帰国後の新生活を楽しみにしています。
留学中は論文の題材収集をすることが目的でした。主に留学先の教員と意見交換を交わしながら、執筆したい内容を定めていきました。帰国後は担当教員と相談しながら、論文を進めていく予定です。留学中に得た資料や知識を基に論文をまとめていきたいと考えています。
しかし、交換留学は帰国してから終わりではありません。帰国後はやるべきことことがあります。はじめに、交換留学から帰国して二週間以内に龍谷大学へ帰国報告書や留学先で履修した授業のシラバス、成績表などの提出が必要です。
ただ、成績表は必ずしも現地で受け取れるわけではないため、留学先の大学で予め確認が必要になります(私の場合は留学先から龍谷大学へ送るようになっていました)。
その他には、語学試験の受験も必要です。中国語圏の場合はHSKの受験となるため、忘れないように申し込みをしましょう。最後にマンスリーレポートの投稿を終えてから交換留学の終了となります。
②帰国後の生活について
現在は帰国して一週間が経ちました。京都に戻ってからは引っ越しの準備に追われます。私は京都で一人暮らしのため、新しい下宿先を探さなければいけません。
1月は繁忙期になるため、帰国前にいくつか部屋を決めておいたほうがいいと思います。私は帰国前には5つほど候補を挙げていましたが、途中で部屋が埋まってしまうことはありました。また、実際に見に行かないと申し込みができないため、京都へ戻った当日に部屋を見学しに行きました。
幸いにも希望物件が見つかったため、いまは安心しています。見学前に必要な書類を準備していたため、見学後に申し込みができました。
引っ越しを終えたところで、春期休暇の始まりです。新学期が始まるまで2ヶ月間ほど時間があります。この春期休暇中は、大学院の授業の準備期間にする予定です。
4月から大学院二年生ですが、実質今年から大学院が始まるようなものです。現在の課題は自身の専門内容をより把握することです。つまり、春期休暇中にどれだけ勉強に時間を充てられるかが大切になります。そのため、授業の準備や修士論文を進めて同期に少しでも追いつけられるように励みたいです。
今年は就職か進学か、将来の道を定めていく時期になります。現在は、どのように留学経験を生かして行くか考えた上で進路を決めていきます。そのため、春期休暇中は休養を十分に取り、今年の大学院生活に備えたいです。