日本に売っている大抵のものは、代用品が韓国でも入手可能ですが、今回はその中でも私が日本から持参してきて良かったと思うものを紹介したいと思います。
・ノートパソコン
大学内にパソコンが使えるスペースはあるものの、混みあっている場合が多く、自分のパソコンを持っていると便利です。宿舎の部屋の中にはWifiはありませんが、有線LANケーブルがあり、個人でWifiルーターを購入することで、無線でインターネットが使えるようになります。Wifiルーターはロッテマートで、約20,000ウォンから購入可能です。
・常備薬
日本で常用している薬があれば、持ってくると良いと思います。韓国でも大概の薬品類は買えますが、含有成分などが違うため、敏感な方は薬が合わないかもしれません。
・日本での愛用品
韓国に来て、お店で化粧品・食品・文具など多様なジャンルの日本の商品が多く売られていることに驚きましたが、日本製だけでなく外国製商品は定価に比べてかなり高価な値段で売られています。私が日本で使っていた化粧水も見かけましたが、日本で買う場合の3倍ほどの値段でした。日本で特定の商品、ブランドを愛用している方は日本から持ってくると良いです。
・韓国語の参考書
韓国では日本語で書かれた韓国語の学習参考書は売られていません。そのため、特に韓国で、TOPIKなどの検定試験を受けようと考えている方は、問題集や参考書を持参することをお勧めします。
<韓国の梅雨について>
日本では梅雨は一般的に6月に訪れますが、韓国では日本よりも遅い7月初旬が梅雨の季節となります。韓国における梅雨の時期は、2018年度はほとんど毎日雨でしたが、一日中強い雨というよりは、毎日降っては止んで、を繰り返すといった具合でした。2週間ほど連日雨の日々が続くので、憂鬱な気分になってしまいがちですが、このような季節に私が釜山でオススメしたいのは、太宗寺のあじさい祭り(태종대 수국꽃축제)です。
太宗寺はヨンドという島の、太宗台という地域内にあるお寺なのですが、市街地である南浦洞からバスで1本、およそ20分で訪れることができます。
太宗寺あじさい祭りは2006年に民間が主導となって開催を始めたイベントであり、毎年6月末から7月初旬にかけて開催されます。第13回となる2018年の太宗寺あじさい祭りは6月30日から7月8日までの9日間開催されました。
太宗寺の境内では、40年間手入れをしてきた30種以上、5千本のあじさいが梅雨を迎えるとともに咲き誇ります。あじさい祭り開催中は多様なあじさいの観覧の他、花畑路上ライブや各種体験プログラム、アートフリーマーケットなどが行われます。
太宗台内の太宗寺までは、最寄りのバス停から歩いて10分ほどですが、太宗寺に寄り太宗台を一周するには30分ほど要します。太宗台内は歩道が整備されながらも、自然にあふれ、散歩道としても適切ですが、歩きたくないという方には外観の可愛いダヌビ列車(다누비열차)という列車も走っています。ダヌビ列車は成人3000ウォンで、太宗台内の各停留所で乗り降り自由です。