Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2018年8月号 国際文化学部 M.H

<余暇の過ごし方>

留学中の余暇の過ごし方としては、勉強はもちろん韓国人、または留学生の友人たちと過ごすことが多いです。私は今回の留学が初めての釜山だったので、釜山に来てから一か月程は半ば観光客のような気持ちで、時間のある時に市内の観光名所を巡っていました。留学して半年ほど経った最近では、余暇があればその時々しか体験できない季節行事に積極的に参加しています。四季折々のローカルな行事に多く参加できることは、留学ならではのメリットだと考えるためです。

以下の画像は、私が参加した삼광사연등축제(三光寺燃灯祭り)と 해운대모래축제(海雲台砂祭り)の様子です。

三光寺燃灯祭りでは、お釈迦様の誕生日に際して提灯が三光寺の広大な敷地全体に張り巡らされます。少し丘を上がったところに所在する三光寺は、祭り開催中の夜に行くと、その数えきれないほどの色とりどりな提灯の明かりと釜山の夜景があいまって、美しい景観を見せてくれます。

海雲台砂祭りでは、砂でできた巨大な彫刻の芸術を楽しむことが出来ます。また雨が降った後などには、その場でアーティストたちが彫刻を修正するため、芸術が作られる過程を垣間見ることもできました。

釜山では年間約35のお祭りが開かれています。また、コンベンションセンターBEXCOを通しても、有料、無料行事が毎月開かれます。国際映画祭や、k-popの祭典である釜山ワンアジアフェスティバルなど、世界的に有名な祭りは毎年外国人観光客も多く訪れる為、知っている方も多いかと思いますが、その他の祭り、イベントに関しては日本では知名度が低いため、開催情報を知らなければ見逃してしまうことも少なくないと思います。このような毎月の祭りやイベントの情報は、韓国語で検索すればすぐに出てくるので、今後留学される方は積極的に利用することで、自分の興味のあるイベントを見逃さず、留学をより充実したものにすることができると思います。

<留学生サポート制度について>

 

 

 

 

 

 

 

 

留学生活で困ったことがあった時には、大学の国際交流所という留学生を管轄している部署に相談することが出来ます。言語圏ごとに、日本語、中国語、英語担当の職員の方がいらっしゃるので、日本語での相談も可能です。

 

また、キャンパス近辺の施設や宿舎の利用方法など、大学生活により密着したことに関して聞きたいときには、国際交流所が運営している留学生公式サポーター“DAILY”が留学生を手伝ってくれます。”DAILY”は留学生のサポートを目的に、東亜大学の学生により構成されている組織です。空港で私たちを迎えてくれるピックアップサービスもDAILYによるもので、到着初日には、宿舎での生活に必用な布団やトイレットペーパー、シャンプーなどの日用品の買い出しについてきてくれました。釜山を訪れたことがなかった私にとっては、初日に現地の学生が一緒に行動してくれたことが心強かったです。

また、同じ学生という立場なので質問もしやすいです。しかし、DAILYが義務としてサポートしてくれる期間は半年だと聞いたので、分からないことがある場合は、最初の一学期の間に色々聞いておくといいと思います。

 

また、DAILYが主催の留学生対象文化体験イベントが毎月行われます。イベントには多くの外国人留学生が参加をするので、韓国人だけでなく、色々な国の学生と異文化交流することが出来ます。文化体験イベントの内容としては、ソンド海水浴場訪問、釜山が撮影地の映画の再現コンテストや、ピクニック、運動会、1泊2日のトンヨン(都市名)訪問などがありました。

 

韓国人だけでなく、多様な国の学生たちと関わることにより、異文化理解が深められるよい機会になると思うので、今後東亜大学に留学される方は一度参加してみるといいと思います。