Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2011年12-1月号 経済学部 K.Y

テストについて

まず、「Japonés」のテストについて説明します。成績評価は小テストとJaponésの授業を受けているスペイン人生徒に対する教育実習の二つにおいて評価されます。「教育実習」についてはこの授業の担当の先生から講義を行う”範囲”を指定されるので準備しなければなりません。私のグループでは四人で協力しながらの発表となりましたが、別のグループにおいては個別に発表をしていました。内容については日々の授業を先生が行う代わりに私たちがやるといった内容で行いました。そのため普段の授業を受けていれば大丈夫です。

また、「castellano」の授業の成績評価は課題のレポートとテストにおいて評価されます。レポートはこれまでに習った文法等を盛り込んで、作文を作ります。テストは記号で選ぶ問題①と作文②で構成されていました。②の作文については授業でもらった「手紙の書き方」についてのプリントから出題されました。(作文の試験範囲はテスト前に発表された)

●自由テーマ(旅行、Fiesta等)

12月の後半(クリスマス前ぐらい)から大学は約二週間ほどの連休に入ります。この日を境にVilaに住むスペイン人は皆実家に帰っていくためVilaはいつもと比べて人が一気にいなくなります。また、12月には”Fiesta de Navidad”(クリスマスパーティー )がありました。バルセロナで知り合ったスペイン人、日本人でpisoに集まってお酒を飲んだり、ご飯を食べたりし、またこちらでは”amigo invisible”といってプレゼント交換を友達同士でする習慣があります。こちらでは基本的に朝まで飲んで喋るのが普通なので帰る時間が気になりますが、午前の1時から4時までは一時間おきにplaza catalunya駅の近くにある”Corte Ingrés”というデパートの周辺にあるバス停から”N62″のバスでVilaまでは帰ることができます。

最近は、スペイン人の友達とよく出かけたりするようになりスペイン語を話せる良い機会になっています。日本語を勉強している学生であれば互いに教えあうこともできるので楽しいです。

また、1月の6日には”Los Tres Leyes Magos”(三賢者の日)という日でスペイン全土で子供に両親がプレゼントをします。しかし言うことをあまりきかないといった悪い子供にはプレゼントの代わりに”Calbón”(炭)を渡すようです。この日の前日の1月5日にはバルセロナ市内で大きなパレードが催され見に行きました。このパレードはまた、”caramelos”(飴)をたくさん投げてくれますが会場周辺の道は非常に混雑していて身動きがすごくとりにくいです。パレード自体は想像していたよりもずっと規模の大きなもので、色鮮やかでディズニーランドのパレードのようでした。このパレードのときにLos Leyes への願い事を書いた紙をパレードに参加している人に渡すこともできます。

翌日からスペインでは大々的な”Rebajas”(バーゲン)が始まります。洋服等はこの機会に一気に安くなるので、買うならこの日からまとめ買いしたほうが良いと思いました。しかし、日本同様にブランド品や有名なメーカーの店は人で溢れかえっているので少し疲れました。

そして、嬉しい事にcastellanoのクラスで同じ二人の韓国人と一緒にギターの練習をはじめました。大学ではアコースティックギターのサークルに入っていますが留学を機にギターをあまり弾く機会が無くなっていたので、この二人と練習し始めたことでまた自分にとって新たな刺激となっています。今は路上ライブを三人ですることを目標にがんばって練習しています