Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2019年5月号 経営学部 R.N

【環境について】

環境といっても施設やサービス、街並みなどいろいろありますが、まずは住居について話します。私は学生寮に住んでいます。部屋はとても暖かく感じます。寒い時期には最適ですが、暑い時期には少し過ごしづらいと思います。なぜかというと、備え付けのエアコンや扇風機がなく網戸もないので窓を開けると虫が部屋に入ってきます。しかし外へ出てみると緑が多くて風が吹くととても気持ちいいです。日本では木は偏った場所に分布しているイメージがありましたが、ドイツのデュースブルグでは町のいたるところに散らばって分布しているように感じます。町と緑がうまく融合していると思います。街並みをみるとまず「電柱がない」と感じました。電柱がないということは電線もないです。日本にいたときあまり電柱・電線を気にしてはいませんでしたが、電柱・電線がないと街並みが綺麗に見えている気がします。街並みでもう一つ感じたことはそこら中にゴミ箱が設置されているということです。とても便利ですが、ゴミはゴミ箱に捨てられず地面に捨てられていることも多いです。また車道と歩道の間に駐車スペースがあり、車で長蛇の列ができています。また大学施設は日本とあまり変わりません。キャンパスの範囲はとても広く、日本の大学よりも年季が入っていて歴史を感じられます。日本の大学は近未来的な建物が出来てきているイメージがありますが、デュースブルグ・エッセン大学はそんな感じではありません。施設は学生食堂やカフェ、図書館、ジムなどがあります。

 

【イベントについて】

毎年5月にはドイツのデュッセルドルフでJapan Tag(日本デー)というイベントが開催されています。Japan Tagはデュッセルドルフのライン川沿いで行われていてステージがあり、ドイツに住んでいる日本人の子供たちが歌の発表や出し物をしていました。ステージの司会進行は日本人とドイツ人が日本語とドイツ語を交えて行っていて誰にでもわかりやすくて面白かったです。またライン川沿いには出店のようなものがずらっと立ち並んでいて、日本の漫画やアニメキャラのフィギュアなどが売られていたり、日本の文化に触れることができる体験コーナーもたくさんやっていました。屋台もあって焼きそばやたこ焼き、枝豆、キリンビールなど日本食も売られていました。人は日本の花火大会のときくらいいて歩きづらかったです。しかもほとんどの人たちが日本のアニメキャラのコスプレをしていました。日本のものが外国で広まっているこがとても嬉しく感じられました。また花火が夜の12時頃に打ち上げられました。日本でだとかなり遅く感じますが、ドイツは日の入りが遅く、この時期は夜の10時過ぎまで明るいので違和感はあまりありませんでした。もともとデュッセルドルフは日本人も日本食店も多いことから親しみがありましたが、Japan Tagでより日本を感じることができました。日本とドイツの友好関係を肌で感じることができるイベントなのでとてもおすすめです。

Japan Tag