①授業紹介
大連外国語大学では、レベル別に入門、初級、中級、高級、またそこから入門を除きABCにクラスが別れています。各レベルによって授業内容も異なります。私は中級B2クラスの授業を受けています。このクラスの必修科目は精読、閲読、リスニング、口語です。精読の授業は主にテキストを細かく読む授業です。単語、語法、テキストを読むのを中心としています。閲読の授業は中国語の短い文章を読んで問題に答え、解説を聞くという形です。口語は主に日常会話でよく使われる文法について学びます。授業数も各教科ごとに異なり、月曜日から金曜日の午前の間にはいっています。また、必須科目とは別に午後の時間に選択科目を取ることが出来ます。選択科目は文化系の授業です。一学期にとれる選択科目は2科目までとされていますが、実際はテストさえ受ければいくつまでも選択することが出来ます。私は絵を描くことが好きなので中国語絵、語法に不安があったので初級中国語語法、HSKの受験を考えていたのでHSK5級の授業を選択しました。中でも初級中国語語法は先生がとても明るく楽しく、また、質問もしやすかったので取ってよかったと感じました。選択科目は3度ほど授業を休んでしまうと単位認定されなくなるので注意してください。大学での単位交換については龍谷大学の先生と相談することをお勧めします。すべての授業が中国語とたまに英語で進められます。最初は授業を聞き取ることが大変だと思いますが、日に日に慣れていくので根気強く1か月、2か月と頑張ってください。聞き取れると感じた時きっと世界が広が広がります。
②大連の特産
大連の特産は、新鮮な海鮮とサクランボです。ネットで大連旅行と検索すると1位赤貝、2位アワビ、3位サクランボと出てきます。1位の赤貝について実際に海鮮を売っている場所で赤貝の殻を剥いてもらったのですが、殻の隙間から赤黒い液体がこぼれてきてとてもグロテスクでした。調理方法は主に刺身と炒め物で、ほかの貝に比べて大きく価格も高めです。2位のアワビは日本に比べ価格も安く手軽に食べることが出来ます。学校の近くには漁場があり毎日新鮮な海鮮が市場に並びます。また、市場で買った海鮮を調理してくれる料理屋さんが近くにあるため新鮮な海鮮料理を食べることが出来ます。夜にはホタテや牡蠣などを焼いている露店も路上に並びます。中国では主にホタテなどの貝の上に春雨とニンニクのソースをかけて焼いて食べるのが主流です。このニンニクソースが絶品で匂いも気にせずたくさん食べてしまいます。3位のサクランボについて、大連の気候はサクランボ栽培に適しているそうでとても実の大きく甘いサクランボが沢山あります。4月ごろに市場に出始めますが、出始めは価格が飛び切り高いです。5月後半ごろから全盛期を迎えます。この時期のサクランボはとても安いです。最も安いのは500g、5元(約80円)ほどでした。味もとても甘くおいしかったです。日本でもお馴染みのアメリカンチェリーをはじめ、黄色いサクランボを上品な甘さでとても美味しいです。大連に立ち寄る機会があればぜひ食べてみてください。