現地の学生、友人について
この大学の特徴として留学生が多いことが上げられます。実際わたしが友人になった多くが、留学生でした。
友達を作る場として基本的に3つありました
一つはフラットです。私が一番仲良くなった友達は、やはり一緒に住む仲間でした。私が住んでいたアパートには、留学生かアイルランド人の学生が住んでいましたが、フラットには同じUCCに通う留学生しかいませんでした。アパートが学校から遠いこともあり、同じ学校でもアパートが同じということで会いやすく、夜に他のフラットの友人を呼んだり一番集まることが多かったです。
二つ目は部活動での友人です。私はバレーボール部に所属しており、バレーボール自体あまりアイルランドで人気ではなかったこともあってか、部員のほとんどが留学生でした。しかし全然違う学部の生徒や、セメスターの留学ではなく外国人として四年間や二年間大学に通っている生徒もいたので、違う話を聞くことができ楽しかったです。また、同じ趣味を通すことで仲良くなりやすいという点もありました。
最後に授業で仲良くなる友人です。授業は大人数や少人数様々ですが私が受けている授業は少人数の場合留学生が多かったので現地の生徒と仲良くなることが難しかったです。その中でも大人数の授業で声をかけてくれたり話し合いをする場面で仲良くなることもありました。
帰国便でのトラブル
私は留学中、全くと言っていいほどトラブルに遭っていませんでした。前回も書きましたが、コーク自体治安がよく、酔っ払った気前の良いおじさんに絡まれる程度で、特に被害に遭ったことはありませんでした。しかし、最終の過程である帰国便で大変な思いをすることになりました。
コロナウイルスの影響により早急に帰国しなければならなくなり、帰国便を探していたのですが直近のフライトということもあり、どの便も非常に値段が高くなっていました。往復便で旅行会社を通し、ヘルシンキ⇒大阪の便は予約が出来ていたので、そこまでの便を自分でなんとか安く探し予約をしました。前日、便を確認すると予約確認ができず、友人に助けてもらいながら航空会社に連絡を入れようとしましたが、回線が大変混み合い、予約確認がとれないまま空港へ行くことになりました。チェックインをしようとすると、やはり予約が取れていないと言われ代替の便もなく、空港のスタッフも混乱の中だった為、特にサポートを受けることはできませんでした。ヘルシンキに行けない旨を旅行会社に連絡しようとしても、その頃日本は休日の深夜。もちろん返事が返ってくることもなく、航空会社に直接問い合わせをすることにしました。二時間ほど粘り、ようやくつながった航空会社も混乱の中、簡単にキャンセルできる状態でもないので結局どうすることもできませんでした。記憶の片隅の中にあった出発前に保険会社のトラブルについての説明を受けたことを思い出し、最後の希望としてイギリスに支店を持つ保険会社にも連絡しましたが、保険会社にできることは保険料を得るために、今しておいたほうが良いことを提供するだけで、このトラブルを解決できるようなアドバイスはもちろん得ることができませんでした。どうすればよいかわからず、ずっと泣いていました。結果自分にできることは、高額な新しい便をとることしかなく、翌日の朝出発する便を新しく予約をしました。待合スペースでダウンロードしていた映画を見たり、友人に状況を説明したり電話をしたりして気を紛らわせながら待っていると、一人の男性が充電器を使用するために相席に来ました。その方も朝の便だったので、今までの状況を説明したりその人の話を聞いたりして、少し仲良くなりました。飛行機もあまり乗ったことがなく、今までのトラブルもあり不安だったので、その人に乗り換えの仕方など細かいことまで教えてもらいようやく朝になり帰国することができました。
今思い返すと、安い便なんて探さず高くても安心して乗ることができる便を予約するべきだったし、トラブル禍ほど慎重に冷静になって行動するべきだったと感じました。
何事も勉強になりました。