➀オリエンテーションについて
日時:2月25日13:00~
場所:東亜大学スンハクキャンパス・ハンリム生活館ミーティングルーム
コロナ感染防止の為、この時間帯は日本人留学生と、その他数名の留学生、計15人ほどで行われました。東亞大学留学担当の方が、学校生活・授業履修・寄宿舎での規則・バディ制度などについてお話をしてくれました。オリエンテーションは基本英語で行われましたが、手元に資料が与えられるので8割ぐらいは理解できます。また、「質問はないですか」と一つの区切りごとに聞いてくださったので、分からないことがあればその都度尋ねることができました。その時は韓国語で大丈夫です。知っているだろうと思われて説明を省かれることがあるので、オリエンテーションを含め、留学時に分からないことがあれば、恥ずかしがらずに積極的に質問することをお勧めします。
ウェルカム記念品として東亜大学からトートバッグ、トラベルグッズ、マウスパッド、スマホリング、歯ブラシ洗浄機、定期券入れを頂きました。これらはすべてに東亞大学校の校章がデザインされているので、記念に置いています。
*銀行口座開設
オリエンテーション終了後、銀行口座を開設するために、釜山銀行東亜大学店に連れて行ってもらいました。銀行員の方も親切で、サインが必要な個所などを教えてくださったので、気づいたら手続きが終わっていました。この時、自分のマイナンバー番号が必要になるので、事前に知っておく必要があります。一週間後に、通帳とデビットカードを受け取ることができます。韓国はカード社会と言われますが、お店によっては海外クレジットカードの対応がないお店もあるので、受け取り以降は、釜山銀行のデビットカードを利用しています。ハンリム生活館地下1階に釜山銀行のATMが設置されており、そこで現金を引き出す・振り込む・通帳記入など、日本のATMと変わらず利用できます。土日は手数料として600ウォン引かれてしまうので、現金を引き出すなら平日にしておくといいです。特に美容に関する場所や病院などは、クレジット払いだと10%料金が加算されてしまうお店が多く、現金引き出しが必要になります。
*韓国でコロナ陽性者になった時の流れ
2022年3月時点、韓国ではコロナ感染者が増え続けており、周囲で陽性者が確認されたら、コンビニで自己検査キット(6000ウォン)を購入し、直ちに健康チェックを行わなければなりません。
語学堂が対面授業の為、クラス内で一人でも陽性者が出たら、カカオトークのクラスグループで「自己検査をしてください」と連絡が来ます。私の場合、先にルームメイトが陽性者になってしまった為、濃厚接触者として3日間は1日1回の自己検査と体温測定を行い、体調に変化がないかチェックしてほしいと語学堂の先生に言われ、休みを頂きました。2日目にのどの痛みと倦怠感が現れ始め、3日目の朝、検査キットに陽性反応(線2本)が出ました。陽性反応が出たことを、語学堂の先生、東亜大学留学担当の先生、寄宿舎の事務員の方に知らせた後、保健所(釜山サハ区)までのタクシーを呼んでもらい、その日のうちに保健所で抗体検査を受けます。
翌日の午前中にSMSで陽性結果と、今後の注意事項(濃厚接触者の検査義務、隔離義務などについて)の連絡が来ます。寄宿舎での隔離も可能ということでしたが、留学担当の先生の指示により、保健所が用意した隔離施設に移動することになりました。保健所の抗体検査により陽性者であると確定すると、保健所から一日2回ほど、体調や今後の対応について電話が来ます。もちろん韓国語でしたが、「はい」か「いいえ」で答える質問ばかりなので心配はありません。保健所が指定した時間に、寄宿舎まで保健所の車が迎えに来て、隔離施設まで連れて行ってもらえます。ただ、隔離施設内で使用したものは、電子機器類以外ほとんど捨てられる為、荷物は最低限のものしか持って行けませんでした。
隔離中、毎朝8時、12時、17時に、ドアの前に韓国のお弁当が支給されます。味付けが濃いので、最終日近くになると飽きてきますが、健康には良さそうでした。また、症状が出ていることを伝えると、薬も処方してくれます。
隔離解除日は、建物の中は配布された防護服を着用して移動し、最後に持ち物や服に消毒スプレーをしてもらい解散でした。
いまや、誰が感染してもおかしくない状況なので、日常的に感染予防に努めることは勿論、定期的な自己検査やセルフ健康チェックが欠かせないです。