Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2022年4月号 政策学部 H.S

➀環境について

東亞大学はプミンとスンハク、2つのキャンパスがあります。

プミンキャンパスは、観光地でもある南浦洞やチャガルチ市場に近いですが、スンハクキャンパスはスンハク山に位置するので、学校周辺にある飲み屋街以外はほとんどなにもありません。私は、語学堂がプミン(부민)キャンパスにあり、寄宿舎がスンハク(승학)キャンパスにあるので、バスや地下鉄で30分~40分ほどかけて行ったり来たりをしています。

私が生活しているハンリム生活館(한림생활관)は、スンハクキャンパス側にある寄宿舎です。プミンにある寄宿舎よりも大きいですが、設備としては韓国内でも良くない方だと聞きました。一部屋二人が基本で、トイレとシャワー、クローゼット、ベッド、机など最低限のものしかないので、入寮日に、近くのロッテマートでいっきに生活用品を揃えます。

☆ハンリム生活館は山の上にあるので、水道水が砂と混じっているような汚れをしています。なので、シャワーヘッドと蛇口の2ヶ所用のフィルターを購入すること、ユニットバスなので、バスルームカーテン(ひっかけ棒も)を購入することを強くお勧めします。

              

寄宿舎の地下1階に、食堂があります。利用するには食券(90食、120食)を購入します。この食券はルームキーに反映されるようになっており、手続きは直接食堂にいる方に声をかければ、事務室で処理してくれます。ただ90食セットの食券を購入したものの、食堂は時間が決まっているので、食べることができない日も俗にあります。味付けも基本コチュジャンベースのおかずやスープが多いので、偏食や好き嫌いが多い人にはお勧めしません。また昼食のみ、平日も週末も一回一回一食分の食券を購入してからになるので注意です(90食・120食セットには含まれません)。          

          

 スンハクキャンパス地下鉄最寄り駅であるハダン(하단)駅周辺には、特に何があるわけでもないですが、「アートモーリング(아트몰링)」という、中くらいのショッピングモールがあります。切羽詰まった時は、アートモーリングに行けば何とかなります!!駅と大学の間に、ちょっとした大学生街(飲み屋街)があります。平日の夜でも人で賑やかな場所で、ほとんどの飲み会はその周辺にあるお店で行われます。

 

②サークル活動(동아리)について

 4月5~7日に、スンハクキャンパスで新入生対象のサークル紹介イベントが行われました。私はその際に気になった卓球サークルと、前学期の日本人留学生の紹介で入った日本語サークルに入部しました。

 卓球サークルはスンハクキャンパスに所属するサークルで、初心者から経験者まで誰でも楽しく卓球ができるサークルです。留学生は珍しがられますが、言語に心配な方でも、スポーツは言語の壁を乗り越えると私自身実感したので、興味がある方はぜひ体育会系のサークルに入ることをお勧めします。そのスポーツが得意ならなおさらです!!また韓国人の学生の方はすごくフランクな方が多く、ほぼ初対面なのにも関わらず、「みんなでご飯行こう」と誘ってくれます。日本ではなかなかないですが、韓国ではご飯に行くことで親睦を深める文化があるので、怖じ気づかなくても大丈夫だと思います。ただ、ご飯会にはお酒(韓国焼酎)がつきものなので、自分の酒量を知っておくといいです。中間考査が終わってから、MTという、1泊2日のサークル合宿がありました。参加者は約80名で、これもまたサークル内で親睦を深めるための大規模な呑み会でした。韓国の大学生活ならではの体験で楽しかったですが、夜から翌日の朝まで続くので、体力が必要でした。

             

 日本語サークル「ハネ」はプミンキャンパスに所属します。サークルには日本語学科の学生の方が多く、日本語が上手な方が沢山います。毎週1時間、韓国人3人と日本人2人で日本語会話をする、というのが主な活動になります。日本語を勉強中の韓国人の学生がナチュラルな日本語を喋ることができるようにお手伝いをします。また、もともとは活動内容になかったのですが、私たちも1時間韓国語会話の時間をとってもらうことになり、週2時間の活動をしています。サークルに入ると、ぐっと友達が増え、韓国の学生生活を体験できるいい機会になること間違いありません^^