Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2013年5月号 国際文化学部 I.I

1.治安、危険を感じたこと、トラブルについて

タイにきて2か月が過ぎましたが、これといったトラブルにあったことはまだありません。治安に関しても、あまり良くないイメージを持ちがちかもしれませんが、こちらで生活する中で治安が悪いと思うこともあまりありません。日本を出発する前に水に関してはいろんな人から気を付けるようにといわれたので、はじめの2週間ほどは意識していましたが、想像しているよりは安全だと思います。もちろん私が体調を崩さなかっただけかもしれませんし、場所によっては気を付けたほうがいいこともあると思います。

あえて危険だな、と感じたことをあげるとすれば車の運転のあらさです。まずタイで自転車にのっている人をみることはほとんどありません。車とバイクがほとんどで、ヘルメットをかぶらず2人乗り(時には3人、4人)している光景をみることは日常茶飯事です。車も車で高速道路でもないのに平気で80キロ、90キロだします。それは人を乗せているタクシーであってもかわりません。はじめてタクシーに乗った時は驚きましたが、慣れとは怖いもので今ではもう何も感じなくなりました。車に乗っているときだけではなく、横断歩道を渡るときも注意をしないといけません。車が止まってくれる、という考えは通用しません。車はそう簡単には止まってくれないうえ、スピードもなかなかさげてくれないので、十分に注意して自分の命は自分で守らないといけません。

 

2.言語について

アサンプション大学はインターナショナルだとは言え、母国語はタイ語なので大学内を一歩でればタイ語が話せないと困ることも多々あります。タクシーに乗るときやBTS(電車)に乗るときは特に、タイ人の友達と一緒にいくか、あらかじめ教えてもらっておくことをお勧めします。大学内でもタイ人同士で話すときはタイ語をつかっているので、英語を話せることも大切ですが、タイ語が話せたらもっと楽しめたのに…と感じることも多いので、あらかじめタイ語を勉強してからくると良いと思います。日本語に興味を持っている子もたくさんいるので、「これは日本語でなんていうの?」「タイ語では?」といったように会話の中で教えあうこともよくあります。今年は特にsummer semesterの間にタイ語の授業が開講されなかったので、タイ語を学ぶ機会はありませんでしたが、そういった友達との会話の中で少しずつではありますが、話せるようになりたいなと思って頑張っています。英語で話す時もお互いのイントネーションが理解できなかったりしてコミュニケーションがうまくいかないこともありますが、第二言語として習得しているという点では日本人とまったく同じ条件なのでお互い切磋琢磨して英語を話すというのはとても貴重な体験であり、良い刺激になっています。