Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アサンプション大学
2013年6月号 国際文化学部 A.T

授業紹介

私達がIntensive Englishを受講したSummer Semesterが5月3日に終わり、3週間強の休みを経て9月末までの4ヶ月間開講される1学期が始まりました。授業開始に先立ち、バンコクに近いHua Mak キャンパスにて授業登録をしました。多くの授業は月曜日から金曜日に開講されており、それらは週に2回ずつ(月曜日と水曜日、火曜日と木曜日のセットのように、)同じ時間帯に開講されています。交換留学生は基本的にほとんどの教科(但し、声楽や栄養学等の高度な専門性が要求されるものは除く)を受講できますが、正規の学生は段階を踏まないと授業選択が出来ない仕組みになっているので、上級生向けの授業を受講した場合、授業は非常に難関なものになります。なお、授業数の上限は6科目です。

私が実際に受講している科目について紹介します。現在は職種別のホスピタリティや専門知識を学ぶための ‘English for Airline’, ‘ English for Hotel’, ‘ Introduction to Hospitality Management’ 、各々の言語の裏にある文化や習慣について学ぶ ‘Language ,Culture & Behavior’ 、ビジネスシーンでの文書の書き方について学ぶ ‘ Business CommunicationⅡ’、受講必須の ‘EnglishⅠ’の6科目を受講しています。私が選択した多くの科目でプレゼンテーションやペアワークが課せられています。授業では英語力はさることながら非常に専門性の高い内容の理解が求められるので、限られた時間をうまく利用してなんとか予習・課題と復習をこなしている毎日です。授業の選択ミスだと言ってしまえばそれまでですが、集中して勉強せざるを得ない今の環境は、厳しいながらも有り難くて恵まれたものだと思い享受しています。授業が始まり未だ1ヶ月ですが、自分の英語力に少し変化が出てきたと自負しています。テストは、7月中旬の中間試験、9月末の期末試験は全ての教科で課せられており、授業によっては小テストであるQuizが追加で実施されます。

 

私がこの3ヶ月間に行った、バンコク以外の土地について(ラヨーン、プーケット・クラビ編)

5月の学期間の休みを利用して訪れた土地について紹介します。まず前半は、ここから2時間くらい南下したところにあるラヨーンという地域に行き、日本が大好きな友達家族宅に泊めていただきました。ご両親は日本に5度も行った事があり、私達の訪問を非常に暖かく迎えてくださりました。この土地では、サメット島という非常に美しいビーチで遊んだり、地元のマーケットに連れて行ってもらったりしました。4日間の滞在で、美しい自然がたくさんあり、懐かしい町並みの残るこの地域がとても好きになりました。ご家族の暖かさが本当に嬉しく、自分の家族がとても恋しくなる時間でした。

休みの後半は、日本からの留学仲間と一緒にさらに南部のプーケットとクラビに行きました。プーケットへはバンコクから飛行機で1時間半です。ここではダイビングの体験をしたり、賑やかな海沿いの街を楽しんだりしました。3日目にはクラビという石灰岩の岩壁が大迫力で水が美しい土地に行きました。ここでの2日間の滞在で、クリスタルプールという天然プール、40度くらいの温度のクロントム天然露天風呂、絶壁のそばの洞窟を利用した寺院であるタイガーケイブなどに行きました。帰りはバンコクまでの長距離バスで10時間かけて帰ってきました。4日間という短い期間でしたが初めて自分達で計画する日本以外の国の旅行であったため、ゲストハウスのことや交通の便のことで不安なこともありましたが、プーケット・クラビ共に日本人の方にお世話になり非常に有難い思いをしました。これも何かの縁なのかなと思いました。彼らがこの地で暮らすことを選んだ理由が少し分かるような気がする、そんな素敵な場所でした。